加賀百万石前田氏の分家の居城 富山城
富山県にある富山城に行きました。こちらの城址公園には堀や石垣も残っています。また、平成16年には国の登録文化財に登録されています。
富山城とは
天文12年(1543)ごろ、越中西部の守護代神保長職が築いたとされるが、近年の発掘調査ではこれより以前の遺構も発見されています。戦国時代には上杉氏、一向一揆勢の争奪戦に織田信長が加わり、信長の家臣佐々成政が富山城を得ました。
近世富山城を整備したのは前田利長です。大火で焼失した後、元和元年(1615)の一国一城令により一旦廃城しました。寛永16年(1639)の富山藩分藩に伴い、初代藩主前田利次が入城。その後、明治時代に至るまで、富山前田家13代の居城となりました。
アクセス
富山城は町中にあり、富山駅から徒歩10分と駅からも近いです。車の場合、地下に駐車場があるので、そこに停めるのが便利です。
というわけで、さっそく城址公園へ。
こちらは「千歳御門」です。
東出丸に営まれた千歳御門の門でありました。明治維新後に払い下げられましたが、所有者の寄付により平成20年(2008)に城址公園内に修復移築されました。
こちらが富山城です。現在は、富山市郷土博物館となっています。
それでは入館料を支払い中へ。中には展示物があります。
天守からは街並みを眺めることができます。
この天守は、明治6年(1873)に廃城し、その後解体されましたが、戦災復興のシンボルとして建設されました。
景色もよく、天守まで登ることができてよかったです!
けっこうしっかりと復元されていたので、見応えもある城でした。アクセスもよい場所にあるので、是非訪れてみてください。