![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/161903030/rectangle_large_type_2_e99470d25d466dfae6b84c5b40ba1cd6.jpeg?width=1200)
紫式部 氏神のやしろ 大原野神社
京都にある神社「大原野神社」に行きました。
大原野神社とは
延暦3年(784)の長岡京遷都の際、藤原氏の氏神である奈良・春日大社の神様を勧請し、小塩山の麓にお祀りしたのが始まりです。全国に数千あるといわれる春日大社の中でも、大原野神社は最初の分社です。
また、源氏物語の作者紫式部(藤原氏)にとっても氏神であり、式部が越前国(福井県)武生にいた際には都を懐かしみ「小塩山」を歌に詠んでいます。
少し不便な場所にあるため、今回は車で行きました(駐車場は有料です)道は少し狭かったです。
駐車場から歩くと、まず「鯉沢池」がありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1731636542-jfTPo2r7tA05mEWMeUCh6cbH.jpg?width=1200)
鯉沢池は、奈良の猿沢の池を模して造られた池です。橋を渡ると「若宮社」があります。
こちらは「千眼桜」です。
![](https://assets.st-note.com/img/1731636542-ZAJURerPq2uQ8oy0bXH6SiDf.jpg?width=1200)
こちらは一重の枝垂れ桜で、花芽が多くつきます。満開期間が短いため「幻の桜」とも呼ばれています。訪れた際は桜の季節ではなかったので、咲いてはいませんでした。
再び参道を歩いて行くと、シイの大木跡がありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1731636542-TkdRytGrU7lECKzvaXDHWF16.jpg?width=1200)
そして三の鳥居へ。
![](https://assets.st-note.com/img/1731636542-zyfnEiNLjRqDa4lo1kY3s59W.jpg?width=1200)
こちらの鳥居を通ると本殿があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1731636542-vpkqfQW8AhUmBdroNHOycVXa.jpg?width=1200)
本殿は京都市指定文化財です。本殿の前には、神鹿と呼ばれる、狛犬ならぬ狛鹿がありました。狛鹿は全国でもこちらの神社のみで、鹿は神様のお使いの動物とも伝えられています。
![](https://assets.st-note.com/img/1731636542-Xxnwhiy8I3TuDcCROGlvqBMk.jpg?width=1200)
参拝をした後は「モミの神木跡」へ。
![](https://assets.st-note.com/img/1731636543-6tC8Uw403pnBMvV9Xqa7iorS.jpg?width=1200)
モミの神木跡は、平成30年に通過した大型台風によって折れた樅の木(樹齢約500年)です。中に入ることもでき、中に入って木霊の力を受けることもできます。
参拝をした後は、境内にある「春日茶屋」に行きました。
![](https://assets.st-note.com/img/1731636543-o3D0G6Vb4xvHguY9wyZeCfzI.jpg?width=1200)
春日茶屋では、よもぎ餅を食べてみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1731636543-XwkqEDtW7GeRjKm1phnJAro6.jpg?width=1200)
けっこう大きめで、生地ももちもちとしていて美味しかったです。
たどり着くまでが少々大変でしたが、無事に参拝をすることができてよかったです。