劇団四季 大井町CATS レポ
劇団四季のCATSを観に行った時のレポです。こちらは東京・大井町で行われていた時のCATSのレポとなります。大井町では、2018年8月〜2021年6月まで上演していました。
大井町CATSは何回か観劇をしているので、その回毎の感想を書いていきたいと思います。
①初めての大井町CATS
私が初めて大井町でCATSを観劇したのは2019年の2月です。こちらが会場のCATSシアター。
入口は猫の目になっています!
この日は初めての大井町CATSといったこともあり、S回転席で観ました。発売日にサイトに張り付いて、なんとか2列目で見ることができました!最初に席が回転するのが良いですよね。また、S回転席はステージよりも座席が低い位置にあるので、猫と視線が近くて好きです(ずっと上を向いているので、首は痛くなるけど)。
感想としては、今回から新演出になっていて、もうとにかく凄かったです!1幕で、泥棒猫の歌ってこんな感じだったっけ……?とか、ランパスの歌なんてあったっけ……?となりましたが、新演出になったと聞いて納得。またCDを買います、と思いました。
昼休憩では、ステージに上がってステージ上を見学することが出来、ステージのゴミも見ることが出来ました。意外と(?)ステージから客席が近くて驚きました。
2幕では、マキャの出番が多かったり、特にミストフェリーズが!凄い!!!ミストは私が小学生の時、親に連れて行ってもらい人生で初めてCATSを観た時からの推しです。小学生ながら心臓を撃ち抜かれてから数十年……大人になり新演出にもなって感想が「かっこいい〜!」から「尊い……」に変わりました。
ミスト自身が歌う場面が無くなったのは少し残念ですが、タガーとハイタッチしたり拳を合わせたり、御三家で踊ったりして「?????」と情緒不安になり、とりあえず「尊い……」と言う感想しか出てこなかったです。
赤い布をとった時、布をギュッとしてるところや、マンカスに肩を叩かれて振り向くところ……その時のマンカスの慈愛に満ちた表情……全てが良かったです。その後、ミストにハイタッチをスルーされるマンカスは可愛い。
初めての大井町CATSの感想は「尊い」ですね。語彙力はない。
②とりあえずもう一回観たい
大井町1回目の公演があまりにも衝撃的で、とりあえずもう1回は観よう!と思い再度行きました。こちらは2019年9月の公演です。
こちらが本日の出演者です。
今回は5列目で観ました。前回は「尊い」しか記憶に無いので、今回はしっかりと観る!と言う意気込みで行きました。
ジェニエニドッツの歌で、マンカスとミストが戯れていたり、タガーの歌でミストが上の方でつまらなさそうにしていたり、グロールタイガーの歌で、ミストの耳が片耳無くて可愛い〜〜と思ったり、手下達が「お前行け」と言い合っているようなシーンなど、細かいところまで観ることが出来て良かったです!全てが可愛いです。
あと、ランパスの曲でマンカスの前に現れるタガー……を見るマンカスの嫌そうな目がまた最高でした。前の座席だと、表情もしっかりと見えて良いですよね。
終演後は、心の中で歌を思い出しながら帰りました。やはりCATSは最高です。
③ミストフェリーズと握手したい
CATSでは、最後に客降りと言って出演者の方が客席まで来てくれて握手をしてくれます。と言うわけで、「ミストフェリーズと握手がしたい!」と思い、行ってきました。こちらは2019年12月の公演です。
猫の目がお出迎え!
こちらが本日の出演者です。
ミストは大体左側の下手に来てくれるので、その近辺の通路側のチケットを取りました。ちょうどA席付近なので、今回は1階のA席で観劇。
そして、最後の客降りでは無事に(?)念願のミストと握手をすることが出来ました。手は白くて、なんかふわふわ……?でした。念願叶って泣きそうです。そして顔が近い。可愛い。ありがとうCATS。ありがとうミストフェリーズ。もう思い残すことはない。
④リハーサル見学会:1回目
四季の会の会員限定で、開演前にリハーサル見学会をやると聞き行ってきました。こちらは、当日のチケットを持っていて、かつ四季の会の会員なら誰でも参加出来ました。
こちらは2020年1月のリハーサル見学会です。受付時間内に会場へ行き、参加証をもらいます。
参加証に座席番号が記載されていて、そちらの席に座ります。
リハーサル見学会では、序盤のジェミクルソングの冒頭から最後まで行いました。もちろん、リハーサルなので猫の衣装ではありません(尻尾はつけています)。
演出家の方(?)が、途中で曲を止め、指に力入り過ぎ〜〜とか、背中との空間を作る等々色々な事を仰っていて、そんなところまで見てなかった……と思いました。「そう、ジェニクル〜」のそう、のブレスがどうとか、何とか……色々と凄かったです。素人には全く分からない世界で、「よく分からないけど、とにかく凄かった」と言う感じです。最後に、冒頭から通しで行ってくれて、一曲分丸々観れるなんて凄い!!感謝!!!感動!!!と言う気持ちになりました。
リハーサルが終わった後は、質問コーナーの時間となりました。この質問は、事前に配布されている参加証に質問欄があり、そこを切り取って箱に入れ、その中から選ばれています。今回、質問コーナーに登場した猫はタガーとシラバブ、ランペル、ジェミマ、マキャの5匹でした!
最初の質問が「好きな筋肉は?」で、タガーはそんなところある!?→シンガーなら喉とか?→いやシンガーじゃないし!!と言った流れで面白かったです。
他には「普段の生活でもネコの仕草をするかどうか」と言う質問では、普段ネコの仕草で毛繕いとかしない?→いやしないから!!→今日は少数派だな……ってところも可愛かったです。
「CATSならではの癖はあるかどうか」の質問では、腕のポーズとかはいつのまにネコポーズになっているらしく、他の舞台でも「ネコになってる」って注意されるとか……何とか……。
とにかく、色々なトークを聞くことが出来て楽しかったです!
因みに、リハーサル見学会の後は一度会場の外へ出ます。この時点はまだ出演者は確定ではないのか、出演者の名前は空欄のままでした。
開場時間となり、再び会場へ。
今度はちゃんと出演者の名前が載っています。
因みに、CATSシアターでは色々な場所に猫がいます。トイレの表示も猫で可愛かったです。
本公演では、リハーサルでコメントがあった箇所に注目してみました。こんな一瞬で終わるような細かいところまで気をつけているのか……と思うとやはり四季の人達は凄いな、と改めて思いました。
⑤リハーサル見学会:2回目
因みに、リハーサル見学会はもう一回行きました。1回で良いかな〜〜とは思っていましたが、1月のリハーサル見学会がとても良かったので、再度見学会の日のチケットを取ることに。今度は2020年2月のリハーサル見学会です。
前回と同様に、受付を済ませて入場します。出演者の欄はやはり空欄でした。
リハーサル見学会では、前回と同様に一曲通しで行いました。今回の曲は「ジェリクル舞踏会」でした。
「ジェリクルキャッツは黒と白」のところは、マキャが黒と言って恐怖を感じて振り向いても既にヴィクがいることを表現していると言っていて、こんな一瞬のパートにも色んな意味が込められていると知れて良かったです。一曲分丸々観れるなんて、本当に来て良かった〜〜と思いました!
また、猫の衣装ではなく練習着(?)でしたが、練習着の姿を見るとやはり足って太いんだな、と思いました。あれだけ踊るなら太くて当然だな、と思うと同時に、筋肉凄い……!と尊敬しました。
そして、リハーサルの後は質問コーナー。前回よりも質問のスピードを上げて、色々なことに答えていました。中でも、「鋭い瞳で何処を見ていますか?」の質問では「あなたの心を見ています」と答えていたのが印象的でした。
今回も、リハーサルにてコメントがあった箇所を注意して見ていました。このシーンにはこんな意味があったのか……と分かり、前回と同様にやはり四季の人達は凄い。と思いました。
⑥コロナを経て
CATS良い……尊い……また観たい……と思い、発売日に4枚買って、あと4回は観る予定でしたが、コロナの影響で全部払い戻しとなりました。辛い。S回転席の2列目とかも取っていたので、本当に辛かったです。
なんとか再開が決定し、コロナの影響でS回転席は廃止、かつ演出も変更となりましたが、「演出ってどう変わったんだろ?」と気になり観に行くことに。こちらは2020年9月の公演です。
久しぶりのCATSシアターだ〜〜!と思いました。こちらが本日の出演者です。
会場内にも猫のポスターが貼ってありました。
S回転席の場所は新たなゴミで封鎖されていました。
座席は一席開ける、かつ人数も制限されていたので、観客はかなり少なかったです。当たり前ですが、客降りは無くなり、グロールタイガーの曲など、客席を通って舞台に向かうシーンは全て廃止でした。悲しい。
そして、観客が少ないので当然拍手も少なく、かなり盛り上がりませんでした。人がいるといないでは、こんなにも違うのか……と実感しました。ですが、とりあえず演出の違いが分かり、また猫達に会えて良かったです!
最後に
何だかんだで大井町CATSは期間中に6回観ました。コロナが無かったら……と考えると悲しいものもありますが、こうして無事に再開されるようになって良かったです。
そして、新演出は最高でした。タガーも言っていましたが、やはりミストフェリーズは可愛かったです。私もここまで黒猫に狂うとは思っていなかったので、もう是非観に行って欲しいです。
いつか再び客降りも復活しないかな、と思いつつ、私もまたCATSを観に行きたいです!