長良川河口堰
三重県にある長良川河口堰に行きました。
長良川河口堰とは
長良川では、昭和51年に堤防が決壊し、大きな被害が発生し、治水対策が急務となりました。しかし、長良川は本川上流にダムの適地が無く、ダム以外の治水対策が必要となりました。
河口堰を作る方法として、長良川下流部の沿川には人口や資産が集積しており、堤防嵩上げや引堤は多くの住民の移転などが必要であり、現実的ではありませんでした。そこで、「浚渫(川底を掘り下げること)」により必要な河川の断面積を確保することにしました。また、浚渫したままの状態では、塩害が生じてしまうため、河口堰で塩水を止める必要もありました。
この河口堰のおかげで、今では大きな洪水被害は発生しておりません。
けっこう近未来的なダムです。
したを見ると、水量を調整していることが分かります。
その後はアクアプラザへ。こちらには展示資料などがあります。
屋上からは河口堰を眺めることができました。
最後に近くのセンターにてダムカードをもらいました。
こちらは土日は閉館していますが、ダムカードはもらえます。
近未来のような珍しいダムなので、実際に間近で見ることが出来てよかったです。