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名古屋CATS 観劇レポ

 2001年以来、21年ぶりに名古屋にて上演したCATS。何回か観に行きましたが、今回も観劇した感想などを書いていきたいと思います。

 キャッツに登場するのは猫のみで、舞台は都会のゴミ捨て場です。満月の夜、年に一度開かれる「ジェルクル舞踏会」に参加するためにジェルクルキャッツが集まります。自らの人生を謳歌する強靭な思想と無限の個性、行動力をもつ猫、それが「ジェルクルキャッツ」です。
 この物語は、ジェルクル舞踏会からはじまります。

 キャッツは「オーヴァーチェア」「ジェリクルソング」から舞台が始まります。この曲は、野生を選んだ猫たちの孤独が感じられる曲です。また、キャッツでは猫それぞれのナンバーがあるところもいいですよね。

 こちらが公演日のキャストです。

 その後、パンフレットなどを購入し客席へ。

キャッツの名物といえばやはりゴミのオブジェ
 劇場には猫のサイズになれるよう、実際の3~5倍の大きさで作られているゴミのオブジェがあります。こちらのゴミは公演地ごとに異なっており、その土地ゆかりのものがオブジェとなった「ご当地ゴミ」が飾られています。
 名古屋公演では、スガキヤラーメンの袋や東山動物園の入園券、ウイロバーの箱、TOICAなどがありました。TOICAの有効期限は11月11日となっており、この日はキャッツ初演の開幕日です。持ち主の名前などもけっこう凝ってあってよかったです。

 劇場のセットも素晴らしいので、観に来た際は是非注目してほしいです。

ミストフェリーズ

 ミストフェリーズは、犯罪王マキャヴィティに連れ去られたオールドデュトロノミーを探すために登場した「グレイト・マジシャン」と称される猫です。
 ミストフェリーズは個人的に一番好きな猫で、特にソロシーンでは、本当にマジックをやっているような感じがしてとにかく楽しいです。また、ダンスもすごい。タガーとの掛け合いもまた好きです。ミストフェリーズのことを紹介するタガー、いいですよね。
 また、他の猫と比べて四つん這いになる回数が全然違います。色々な表現を見るのもまたミュージカルの楽しさですよね。

 ヴィクトリアと月の下で踊っているシーンも好きです。
 ヴィクトリアは衣装も純白で穢れの知らない雌猫です。首輪をつけているので元は飼い猫で、あまり外の世界を知らない猫です。そのためか、好奇心からかマキャヴィティやグリザベラに近寄っていくシーンもあります。
 こちらのシーンはよくチラシにも掲載されている場面なので、是非注目してほしいです。

デジタルスタンプラリー
 今回のキャッツでは、6回観劇をするとキャストの直筆サインつきのポストカードがもらえます(どの猫かはランダムです)。そのため、6回は観劇しました。
 というわけで、こちらは2回目以降の記録です。

 こちらがキャストです。

 舞台は座席によって観方が変わるので、異なる席から観るのもまた楽しいです。

 キャッツは何回観ても楽しい舞台です。本当に猫のような動きをしていて、毎回感動します。

衣装の展示

 劇場の他、名古屋高島屋にて、キャッツの衣装やオブジェの展示も開催されていました。

 各ご当地のゴミなどが展示されていました。

 こちらが衣装です。

 こうして間近でみると、細かい箇所まで拘っていて凄いと思いました。

 こちらはスキンブルのナンバーで登場する列車(模型)です。

 細部まで拘っていて凄いと思いました。

 何回観てもキャッツは面白くて楽しいミュージカルです。また観に行きたいです。

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