関鍛治伝承館 企画展 孫六兼元～刀工集団と名工誕生～
関鍛冶伝承館の企画展「孫六兼元～刀工集団と名工誕生～」に行きました。
こちらの伝承館は岐阜県関市に所在しており、関市は鎌倉時代末期より始まる名刀の産地の一つです。
もともと、この関の地に集まった刀工たちは関鍛冶と呼ばれていました。この関鍛冶の中でも名工の一人として知られるのが「関の孫六」として知られる「孫六兼元」です。彼の制作した刀剣は切れ味に優れ、数々の戦国大名に愛用されました。
今回は、その孫六兼元についての作品などを展示した企画展「孫六兼元～刀工集団と名工誕生～」に行きました。
入館料を支払い中へ。この企画展は刀剣乱舞ともコラボしており、中に入ると刀剣男士「孫六兼元」のパネルがありました。
パネルかっこいいですよね。
訪れた日には刀匠による銘切実演を行っていました。この実演では刀工の「銘切り」という技術でオリジナルのストラッププレートを制作してもらえます。
プレートには好きな文字を3文字まで刻んでもらえるとのことで、今回は「孫六」にしてもらいました。けっこう立派で嬉しいです。
その後は刀の展示を見ました。
孫六兼元は、高低差のある尖った互の目を三つずつ連ねた刃文「三本杉」を創始した刀工として知られます。しかし、実際には彼の刃文は不規則で丸みを帯びた「三本杉」風のものであり、後代の兼元によってこうした作風が踏襲される中で、「三本杉」の刃文が完成したと考えられています。
刀は360度どこからでも見ることができました。そのため、横から見てみるとその薄さと先端の鋭さ驚き、感動しました。やはり写真で見るのと実際に見るとでは全然違います。来てよかったです。
色々な刀を見たところで、今度は近くの「せきてらす」に行きました。こちらでは色々な刃物やお土産などを販売しています。取り敢えず日本刀アイスを買ってみました。
刀の部分はアイスで、鞘はチョコレートがコーティングされたクッキーでした。値段はそこそこしましたが、けっこう美味しかったです。
そして、こちらでコラボグッズも購入。今回はアクリルスタンドを買いました。
美味しそうだったので、関珈琲アイスも食べてみました。アイスクリームなだけあり濃厚で美味しかったです！
せきてらすも楽しかったです。包丁なども気になりましたが、やはりそこそこ値段がしたので次の機会に……。いつかは本物の刀も購入したいです。