ヤナ

【語学Lv3/海外スキルLv0/貯金Lv50】医療職×リモートワークを実現してオランダへ引越し。果たしてうまくいくのやら…。でもまぁ、うまくいくかどうかはやってみないとわからないしね。

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最近の記事

恋愛がヘタ過ぎてLGBT恋活に行ってみた話

私は基本的に恋愛がヘタだ。 もう三十ウン年生きてきて、真に「恋愛している」と感じたのは、中学生のころ3年間、同じ男の子を好きだったときだけ。 いまは自立したオトナの恋愛を楽しめているが、ここにたどり着くまでが本当に長かった。 人はこの時代を氷河期、または暗黒時代と呼ぶ。 今回は私があまりに恋愛が苦手過ぎて、自分のセクシャリティさえ疑った話をしようと思う。 楽しかった中学を卒業した後、第一志望ではない高校に進学したころから私の人間関係は狂い始めた。 高校では常に浮い

    • 3度目の正直の話

      南国の楽園、沖縄はいつだって本州人のあこがれだ。 私はこれまで一度訪れたことがあるが、かれこれ10年以上前の話。しかも元カレとのどうでもいい記憶と化していたので、ぜひとも今カレとの思い出にアップデートしたいところである。 今カレは旧ソ連出身であり、「リゾート地と言ったら黒海沿岸」しか知らないピュアな男。 沖縄旅行の話を持ち掛けたところ、ひたすらに 「沖縄の海の塩分濃度は?」 とうるさかったが、これは今回の話と関係ない。 そもそも濃度など知らない。 さっそく計画し

      • その部屋を求めた話

        みなさんはどんな部屋に住みたいだろうか? 白を基調とした明るくモダンな部屋? ウッドハウスを思わせるような落ち着いた部屋? 二重窓、床暖房完備の機能性抜群で快適な部屋? 私には何年もあこがれている部屋がある。 今回は私が住みたくてたまらない部屋の話をしようと思う。 私は自他ともに認める倹約家、節約家で、俗物的な言い方をするとかなりのケチである。趣味のひとつが貯金というくらいなので、私と結婚した人はかなりの金持ちになれるだろう。 そんな私は浪費が大嫌いで、生活上で

        • 本当にあった怖い話

          今回は私が実際に遭遇した、世にも奇妙な話をしようと思う。 私は霊やお化けの類はいっさい信じない。ところが私の身に起こったことはまさしく現実で、受け入れるしかないのが現状なのだ。 「いや、そんなはずはない」 と反駁を試みたが、いずれも失敗に終わった。 この情報を皆さんに伝えることで現場のリアルな恐怖心を共有していただけたら幸いだ。 第一話 ゴーストフライト 皆さんは出張や旅行で飛行機に乗ったことはあるだろうか? 時期や目的地、時間帯にもよると思うが、たいてい座席が

          つくづく自分は大衆向きではないと思った結婚式の話

          人生80年を半分近く生きてきて、これまで3回しか友人の結婚式に呼ばれたことがない。 結婚式の数=友人の数 という相関関係から見れば、私がいかに友だちが少ないかおわかりいただけるだろう。 家庭の事情で他県へ引っ越していて、あるとき久しぶりに地元に戻ったのだが、「実は…」と友人が今度結婚することを報告してきたときも、 「あっ、それはおめでとう!もしかして私を呼ばないよね?」 という、言う方も聞かれた方も意図不明なことを言ってしまい、結局呼ばれなかったという経緯がある。

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          究極の選択に迫られた話

          みなさんは「究極の選択」をしたことがおありだろうか。実を言うと、私は何度か経験している。限られた時間のなかで最良の選択肢を選び取ることは、決して簡単なものではない。時には大きな犠牲さえ払う必要があるのだ。 今回は人生初の海外旅行ロシア・モスクワに行った時の話をしよう。 私はロシアへ行くにあたり観光ビザを取得したのだが、パスポート最強国日本にとってビザが必要な国の方が稀だと知らなかったほど、海外旅行に疎かった。 地球の歩き方を読み込んでいると、欄外の旅行者のコメントに

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          神と恋愛と予定調和の話

          「恋人募集中♡」というノリが無理過ぎて、 「え?恋人?別に募集なんかしてないし。え、なに。なんでそんなにがっついてんの?え、引くー」 を貫き通していたせいで、元カレと別れてから彼氏いない歴6年を迎えようとしていた春のこと。 彼氏は欲しくとも表立って行動できないチキンの私は、恋活アプリや出会い系サイトを利用するのはあまりにハードルが高すぎた。 好きな男の子を通目で眺めるしかなかった中学校時代からほとんど成長していない恋愛下手にとって、利用者全体が恋愛にガツガツしておらず

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          元囚人が語る 体育会系部活の真実

          私はかつて、とある収容施設で苛酷な環境に置かれ、理不尽な強制労働に従事させられた経験がある。 その収容施設の名は、 「弓道部(体育会系)」 という。 幸いなことに社会人になってからこの方、「社畜」と呼ばれる存在になったことがない。 しかし大学4年を費やしたこの部活動は、「部畜」とでも言おうか、まるで屠殺の順番をおびえて待つ養豚さながらの恐怖政治だった。 私が入部していたのは弓道部。 入部理由は単純で、入学当初、絶望的に友だち作りが下手だった私に唯一話しかけてくれ

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          銀座デートで大激闘した話

          アレは忘れもしない数年前、彼の誕生日プレゼントを探して銀座をぶらぶらデートしていたときのこと。 ランチを食べてから15分ほどして、例の気配を感じる。 私の30年来の友人で、忘れたころにその存在を主張してくるアイツ。 最初は 「んー、気のせいかな」 と思うのだが、時を待たずして 「……。気のせいと思いたいな」 に変わり、やがて 「あコレやばいやつ…」 と受け入れざるを得なくなるのがいつものパターン。 今回も例によって私の下腹部にくすぶっていたさしこみが、次第

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