マガジンのカバー画像

音楽に

14
運営しているクリエイター

#映画

丹下左膳

丹下左膳

新しい物や便利なモノはどんどん消費されてなかなか大切に出来ない。少しの大切な物に囲まれて暮らしたい。電気も車も無いそんな時代は自然と向き合い人との義理や人情が大切な事だったのだろう。
江戸の小唄、端唄がしみてくる。少ない言葉と音、大人の節回しで艷っぽく。

ノゾキカラクリ

笠智衆が歌うホトトギス。「長屋紳士録」はこれを聴くだけでも見る価値がある。控えめで出しゃばらない人が魅せる芸や歌、踊りは雷に打たれたように心に響く。その凛とした佇まいとスピード感のある歌は、あの沖縄のジミヘン登川誠仁を彷彿させた。