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輪行旅のススメ~dahon Routeとともに

はじめに

 愛車のdahon Route。購入後7年経ちます。普段は「足」として片道30分の通勤や買い物に、週末は時々サイクリングにも出かけています。自転車に乗るのが好きでこれまでMTBを中心に乗り継いできましたが、便利さと冬の間に室内保管ができることを考えて折り畳み自転車を購入しました。7年前の購入ですが価格は約5万円。折りたたみ自転車は上を見るときりがないのですが、初めて買うには妥当なところだと専門店の店長に勧められ即日の購入でした。

北海道鉄道発祥の地「手宮線」跡にて

スピードは出ないが、小回りは利く

 小径車なのでどうしてもロードバイクやクロスバイクに比べスピード面では劣りますが、それ以上に街乗りでは「小回りが利く」ことに大きなメリットを感じます。そのため、走りに不満を感じることはほとんどありません。Routeはdahonの折り畳み自転車としてはエントリークラスにあたり、重さは12kg程度あってそこそこ重いのですが、その分20インチのタイヤと7段変速を備えていて、頑張ればそれなりに速く走ることもできます。より軽い14インチのものもありますが、軽さに特化しすぎで走りやすさの点ではマイナス面が多いような気がして、自分的にはこれがベストかなと思って乗り続けています。

小樽運河周辺

「輪行」旅の魅力

 折り畳み自転車の醍醐味は何といっても「輪行」にあると思います。乗り物に乗って移動し、そこから自転車旅行が楽しめるということはいわば「ワープ」ボタンを手に入れたようなもの。一気に行動半径が広がります。例えば札幌に住む自分であれば、千歳まで電車に乗ってそこから支笏湖までサイクリングしたり、小樽や美唄など歴史的な建物がある街に行って自転車でブラブラと走ったりするのは楽しいですし、「電車旅」「自転車旅」の「いいとこどり」なので旅が時短になるのがうれしいですね。そして、走り終わったら帰りを気にしないで温泉に入ってビールを飲むことだって可能。これは車の旅では味わえない、とても至福の時間ですね(写真は小樽で走ったところ)。

心配りを忘れず、楽しい旅を

 一方で、輪行旅にはいろいろ気をつけたいこともあります。例えばラッシュ時の列車に大きな自転車を持ち込むのはかなり気が引けます。コンパクトに収納できるとはいっても大型のスーツケースに匹敵する大きさです。混雑していない週末の早朝などをねらって、スムーズな移動を心がけたいです。また、電車の走行中は急な揺れに備えて自転車をフックで固定できる場所があるとより安心ですね。周りを気遣いながら楽しく旅を楽しみたいものです。


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