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ゲストハウスを経営した4年間は失敗じゃなかったかもしれない

朝起きて、ゴミをだした。去年、お店を閉めようか悩んだ数ヶ月間、そんな余裕はなかった。

閉店を決めるまで朝起きて思うのは「あぁ、また夜が明けた。はー、いやだな、どうしようだ。」月末に家賃を振り込み、残高を確認し、残り何ヶ月なら払えるのかを確認する。収入がないのに預金だけが減っていく。

そんな毎日から比べると家賃や売上を心配しなくていい当たり前の朝が本当に恵まれていることを実感する。

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久々に一人旅をしてみて、予想していなかったけれど、自分が4年間してきた経営したゲストハウスにも価値があったのかなと前向きに考えるキッカケになった。

本当、宿を辞めると決めてからは、宿を始めたことに後悔しか出来なかったから。理性では過去を後悔しても、現状が変わらないなんてことは分かっているが、心がついていかない。おそらく、今もこんな人はたくさんいるのだと思う。

今回の旅ではゲストハウスに泊まる気はありませんでした。色々考えてしまうのではないかという不安があったから。けど、決してそんなことなかった。ゲストハウスとホテルを交互に泊まったのも良かったかな!

一番初めに高知のかつおゲストハウスを選んだのが。旅が楽しかった大きな理由だなと思う。この宿は高知に泊まるならここでしょ!とゲストハウス 好きな林さんが教えてくれた宿だ。

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全国を旅しながら働いている方、寒いところが苦手な新潟大学の大学、仕事を引退してお遍路をされている旅人。

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世代を超えて人と出会い話しをして、とても居心地がよくて、楽しい時間をまったり過ごすことができました。

広島尾道のあなごの寝床(ゲストハウス)では朝食に癒やされました。

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「知らない土地での朝ごはん、こんなに心と身体がほっとするのだなだぁ」

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おにぎり、味噌汁、漬け物、フルーツ。なんてことない朝ごはんがこんなに心も体もほっとするものだと思わなかった。そう考えると、私のゲストハウスでの朝ごはんにも同じように感じてくれた人もいたのかな。

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ゲストハウスをやって良かったかもな、そんな旅でした。旅して良かった!写真は度の最後の尾道のJAで買ったお土産。

新しい事業の活動費に使います、ありがとう!