MUP week10 output ②
※本記事はMUPウサギクラスで学習した内容を定着させる為のアウトプットとして投稿しているものです。
#竹花貴騎さん #MUP
◎論理的思考スキル 続き
後編 論理的思考を用いたサービス設計
4.デプス調査
・まず市場分析について
市場分析とは特定の商品やサービスを必要とする人がどれだけ居て
その人々がどのくらいのお金を払うかを調べる事である。
サービスを必要としている人✖️そのサービスに支払うお金=市場規模
本当の市場規模を知るためには上記式のサービスに支払うお金
の部分を掘り下げていく必要がある。
その理由は自社がこれから提供しようとするサービス・商品に払おう
と思う金額は人によって異なる(経済状況や家族構成など人それぞれ状況が違う=メンタルアカウントの違いがある)ので出来る限りユーザー側のリアルな意見が把握できなければ現実とは離れた市場規模を計算してしまう事になるからである。
・調べる方法
ニーズ調査
まず自社の商品・サービスのニーズがどんな層にあるのか
様々なカテゴリーの人に聞いて周り、そのカテゴリーをしっかりと
分けてデータ化する事。
デプス調査
上記ニーズ調査で採取したデータの中から特定のニーズが確認できた
カテゴリー層(要するに需要が一番ある層)の中から5〜10人程度
直接対面でヒアリングを行う事。
※しっかりと本音を答えてもらえるような環境づくりを心がける。
回答者も気づいていないような深層心理を読むためには事前準備
を入念に行いオープンクエスチョンを心がける。
デプス調査で聞きこぼしが無いよう予めワークシートを作成しておく
ヒアリング中は相手の仕草や表情、雰囲気など発言以外にも注意を払い
様々なことを汲み取る工夫をすること。
5.ペルソナ分析
デプス調査の結果から市場に一番多く存在しそうな人物像
を作り上げる。(実際に存在しているかのように詳細な情報まで)
そしてそのペルソナとペルソナ同様の人物の数(実際に市場にいる数)
とその人々の利用意向、メンタルアカウンティングを掛け合わせる事により
本当の市場規模を計算する。
6.市場調査
実際にサービスを世の中に出した後に重要なことは
サービスが世の中に浸透する順番を知っておくこと。
サービスリリース後、市場規模に対してサービスの普及率は
普及曲線から読み取ると概ね16%ほどまではいくと予想される。
この16%の人口をどれだけ満足させるかによってそれ以降人々
につながる口コミが変わってくる。
ということは普及率もどこまで上がるかが変わる事になる。
金額的に言えば、例えば50億円(年)の市場が予想されているとき
最初に狙うのは50億円の16%で8億円(年)という事になる。
この8億円をものにするためにはサービスリリース前に
口コミでしっかりとバイラルされるようなインパクトのある
キャッチスレーズなどの施策を準備する事も重要である。
同業との差別化を測るためにもここは手を抜いてはいけない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?