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Igarashi Yamori→略してiyamori 飲めないくせにスナックでバイト。…

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Igarashi Yamori→略してiyamori 飲めないくせにスナックでバイト。占いが好き。どの占いも好き。日々の想いを書いています。 【LINE公式】https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q/?accountId=591vnome

最近の記事

ゴルフスクール「無料体験」に行ってみた

iyamori(ゴルフ体験編) *** 「yamoさんってゴルフ初めてじゃないでしょ?やってたでしょ?」 なあ〜〜〜んてことを「コーチ」と名乗るその男性はyamoに言う。 若いの。 若いのよ。 そんで、良い色に焼けた肌と、バランスの良い筋肉質な体で、根拠なんか無いくせにと思える自信満々な笑顔と姿勢で、ニコニコとyamoのスイングを眺めるのよ。 いえいえ何をおっしゃいますやら。。。だ。。 全く乗せるのがお上手ですねってやつだ。 yamoは運動らしい運動はやったことが

    • ゴルフって何がそんなに楽しいんですか?

      iyamori(スナックでバイト編) 「ゴルフって何がそんなに楽しいんですか?」 「、、、、」 「、、、、」 「や、、あ、スミマセン、、(ききかたまちがえたかな?)」 *** 横浜の、yamoが週1でアルバイトをさせてもらっているヒマなスナックの店内。 その夜は、ママの同級生さんで、ママの古い常連客であるコッパさんしか来客が無かった。 ママが肺がんの治療のために入院してしまい、その間、お店は金曜日と土曜日だけの営業として、ママの代わりにご主人のマスターが出ること

      • 良いケツしてんだよな〜」が嫌じゃない ww

        iyamori(スナックでバイト編) マスターはちょっと意地悪なところが有る。 yamoはその意地悪で傷ついちゃう。 とても塞ぐ嫌な傷つき方をしちゃう。 *** ママが肺がんでステージ4だという大発表から、yamoがアルバイトをさせてもらっているスナックは、ママ不在(治療期間)で、とりあえずマスター有りきで『金曜日と土曜日だけ営業します』となった。 yamoは土曜日担当。 金曜日はマスターとママの息子のお嫁さんが担当している。 お客様に対して急に閉店ってわけにもいか

        • 無愛想は結局は損」だけど、さて?

          iyamori(マンション管理人のバイト編) 「もう変えよう」 「そうですね。あのMさんは最悪だもの。ひどい」 「管理会社ごと変えちゃって良いと俺は思う」 「だってもっと安い会社いくらでも有るでしょうよ」 「管理会社ってそもそもこんなに高い契約金取ってるもの?」 「長い付き合いだからって舐められてるんですよ」 yamoは素人で、マンション管理会社と分譲マンションに住む住人達との契約上の事情と、感情論的な長年の心情の機微みたいなものがよくわかっていない中で、「自分の収入の危

        ゴルフスクール「無料体験」に行ってみた

          まさかのガン告白

          iyamori(スナックでバイト編) *** 「ああ、yamoちゃんもちょうどいいからちょっと聞いて」と、なじみのお客様に混じって、バイトの日でもないのにその日yamoはお店のスツールに座ってママの告白を聞くことになった。 *** yamoはその日、お誕生日のお客様のためにちょっとした花束とプレゼントを用意して、バイトの日でもないのにお店に居た。 「いつもありがとうございま〜す」 「えええっ、いいの〜嬉しいな〜アリガトウ〜」 「いえいえ、お誕生日本当におめでとうござ

          まさかのガン告白

          『1回やれればいいかな〜が匂う男のことをyamoが勝手に屑だと設定しているだけですが』

          iyamori(片想い) *** 「意を決して」という言葉がピッタリだと思う。 yamoは意を決して、結果的にはクズ野郎だったバンドマン(ボーカリスト👩‍🎤)に電話で告白をしてみた。2023年の冬、夏以来気になってどうしようもなかった色々をこうなりゃしょうがない直接本人にズバリ本音を聞いてみようと思い立ったわけだ。 「もしもし?久しぶりですねどうしましたか?」 「もしもし?元気?」 「元気ですよ何よ」 ニヤけた目が唇に乗っている気がする。この辺の返しからしてクズ臭

          『1回やれればいいかな〜が匂う男のことをyamoが勝手に屑だと設定しているだけですが』

          マスターに、「娘さん達にカラオケ歌いにおいでって誘いなさいよ。連れておいで🎤」と言われて、「言ってるんですけど、娘達タバコが嫌だって🚬、、」と返したら、数日後にタバコを吸わないお客様ばかりが重なった時に、閉店までママがタバコを吸わなかったってことが有った。最近は、若いほど吸わない

          マスターに、「娘さん達にカラオケ歌いにおいでって誘いなさいよ。連れておいで🎤」と言われて、「言ってるんですけど、娘達タバコが嫌だって🚬、、」と返したら、数日後にタバコを吸わないお客様ばかりが重なった時に、閉店までママがタバコを吸わなかったってことが有った。最近は、若いほど吸わない

          「新宿2丁目が楽なのよ」と言うファリコ

          iyamori(スナック) *** たまに忙しいけどほぼヒマな、とある横浜のスナックの店内。 *** 「てかですよ! 、、結婚してた間の2年間、SEXという行為そのものが無かったんですよ!!」(ファリコ) 一同絶句。 結婚したのに? アレ?結婚する前は? *** いつも1人で来店する常連のお客様のコッパさん(男性63歳)。 ママとは本当に長い長いお付き合い。 コッパさん曰く、ママとは「お客とママ」という関係以上では決して無い、とのこと。 うむ。 別に誰もそこは

          「新宿2丁目が楽なのよ」と言うファリコ

          『つまりお嬢ちゃんはあのおじいちゃん達とどんな関係??』

          iyamori(スナック) ーーーいつもヒマな横浜のとあるスナックの店内ーーー 「えへへ、え、、??1つシツモンしていいですか〜?」 「その質問聞く前に俺らからティサちゃんに質問だよ」(男性客40代Y) 「へへへ、え?、、なんですか?」 「え?つまりなに?さっきのおじいちゃん達とティサちゃんは全くの他人で、さっき会ったばかりってこと?」 「そうですよ。そう言ってるじゃないですか?」 「え!じゃあそこの焼き鳥屋さんでティサちゃんが1人で焼き鳥食べて飲んでたの?」(

          『つまりお嬢ちゃんはあのおじいちゃん達とどんな関係??』

          スナックのカウンターの下で展開されているアレ

          iyamori(スナック) 日常はドラマに満ちているなと、改めて思うyamoである。 *** 横浜の、いつもヒマなスナックの店内。 この20数年来、ゴルフコンペの打ち上げ以外には来ないというK様がその夜は本当に珍しく、ゴルフコンペでもないのに飲み友達を伴ってご来店。 「カッちゃん、デュエットしてよ。一緒に歌って」(ママ) 「、おお、、いいけど」(K様) 珍しいな〜 ママが自分から歌いたいとか、、 さすがK様は特別かと、yamoはK様の隣りのスツールに座って、カウンタ

          スナックのカウンターの下で展開されているアレ

          ご褒美日

          iyamori(スナック) 「ぬああああーーーっ! 先生!せんせ!せんせ!これはあかん!あかんやつや!あかんねんて 、、これをうとてくれはるとは、、、ガクリ」 笑笑 うとてくれはる 笑 何があかんのか 笑 ーーーyamoが暮らす横浜市青葉台のとあるヒマなスナックの店内ーーー 昨日は、yamoが週1でバイトしている「スナックのバイト日」だった。 ご縁が有って、毎週土曜の夜にyamoは「スナック」でバイトをしている。 yamoは酒が苦手でほぼ飲めない。 タバ

          ご褒美日

          飼い猫の爪が伸びすぎていた件

          iyamori 「ねえお母さん、スナフの爪が痛そうだよ」 「うん、、分かってるんだけどさ〜   それ多分病院連れて行かないと、お母さんにはムリと思うのよ〜」 「連れて行こうよ」 「んん多分すごく高いと思う」 「えええ、、いくらぐらい?」 「卵巣の手術した時で20000円。もっとだったかも」 「それよりは安いでしょ?」 「うん、たぶん」 「出すよ」 え!!ホントに? 横浜のyamoが暮らすマンションの一室に長女がフラッと立ち寄った日。 yamoは飼い猫

          飼い猫の爪が伸びすぎていた件

          バンドマンに恋煩い【5】

          iyamori(スナック) *** ⚠️注意⚠️【バンドマンに恋煩い4】からの続きです。先に【バンドマンに恋煩い1、2、3、4】(長くてスミマセン)を読んでからこちらを読んでいただけませんかと思います。よろしくお願いします🙇‍♀️ *** 7月。 横浜市内のいつもヒマなスナックの店内。 夜も23:00は少し過ぎたあたりでママが、「ごめんなさいね〜」と閉店をトールちゃんとガヤ2人に告げていた。 yamoは結局、今夜この後のアフターも、明日の朝食でもランチでも良いよ何

          バンドマンに恋煩い【5】

          バンドマンに恋煩い【4】

          iyamori(スナック) *** ⚠️注意⚠️【バンドマンに恋煩い3】からの続きです。先に【バンドマンに恋煩い1、2、3】を読んでからこれを読んでくださいませんかと思います。1、2、3が面白かったらスキもお願いします。励みになります。 *** その夜の横浜のそこのスナックには大宇宙からの魔法がかかっていた。 想えば、木更津のあのラーメン屋にだって魔法がかかっていた。 どうして宇宙はそんな魔法をyamoにかけたんだろう。 yamoがお酒が飲めないから、別の何かで

          バンドマンに恋煩い【4】

          バンドマンに恋煩い【3】

          iyamori(スナック) *** ⚠️注意【バンドマンに恋煩い2】の続きです。良かったら1と2を読んでからこれを読んでくださいませんかと思います。1と2の内容が面白ければスキもお願い致します。励みになります。 *** バンドマンでボーカリストのトールちゃん(主に千葉県内で活動中)が、ひょんなご縁でなぜか横浜市のyamoが週1でバイトするスナックに飲みに来た。 1人で来た。 *** 「yamoちゃんどんなのが好きなの?」 「ミスチル」 「ミスチルか〜」ふ🎵♬

          バンドマンに恋煩い【3】

          バンドマンに恋煩い【2】

          iyamori(スナック) *** 6月のその日、生バンドの、生歌の、LIVEイベンというものにチケット代を払ってまでyamoは参加していた。yamo的に前代未聞の体験だ。しかも一泊二日だ。 場所は千葉県木更津市だった。 yamoの暮らす横浜にピーチさん(湯河原)が車でお迎えに来て、拾われて一緒に木更津入りした。 *** ピーチさんとyamoの付き合いは長くて、yamoが湯河原で暮らしていた頃からの付き合いだから、かれこれ15年だな。 ピーチさんは長く保険屋さんで、

          バンドマンに恋煩い【2】