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いま、信じられることを貫きたい。「あれは間違いだった。失敗だった。」と自ら気づき、笑って話せる日まで。


前の日、寝るのが遅くなってしまったので
いつもよりは遅めの時間に起きた。

カーテンを開けたら、外は土砂降りの雨。
遠くでゴロゴロと雷の音。

今日は、すでにやることを決めていた。

机に向かってできることだから、ちょうどいい。


『みんなに、助けてって叫んでみよう。』



ずっと、叫び続けた。

「手を貸してください!」って。

「助けてください!」って。



これまで人に頼ることが怖かった。

「図々しいと思われるんじゃないか。」
「迷惑だと思われるんじゃないか。」

そう思うと、誰にも頼れなくなってた。

そして、誰にも頼られなくもなっていた。


だから、“うまい頼り方” なんて知らなくて。

LINEやFacebookメッセージを使って
ただただ想いを届け続けた。



気づいたら、夕方になってた。
夢中になってたから、時間の経過に気づいてない。

ご飯も食べてないし、水も飲んでない。

1人1人に手打ちでメッセージを送り続けて
200人くらいには送っただろうか。



その日のうちに、たくさんの人にご支援をいただいた。
現金や使っていない寝袋、マットなど。


応援してくださる言葉はもっといただいた。
経験不足な僕にアドバイスを下さる方もいた。
一方で、ご指摘やご意見もいただいた。


「もし、必要なものが集まらなかったら . . . 」
「僕のやり方は間違ってるんだろうか . . . 」
「こんなにも助けてくれる人がいたんだ。」

そんな不安と感動が一瞬ごとに、交互に押し寄せる。

交互に. . . と言っても、不安の方が大きいのだけれど。



でも、僕の目の前には鮮明に映し出されてる。

この旅を通して学んでいく僕自身と
そこに関わってくれる人たちの姿が。

「その光景を、この目で見てみたい!」
「関わってくれる人たちを楽しませたい!」


いつも、そこに行き着いてしまう。



この僕のやり方、そしてやろうとしていることは
きっと多くの勘違いや間違いも含んでる。


それでも、いま信じられるベストな道を選択して
「間違いだった」と気づけるまで成長したい。

「あれは失敗だった」と笑って話せる日を迎えたい。



− end −


最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

僕は、いま囲炉裏を持って全国を歩き回るための準備をしています。


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