湯河原で自分と向き合うひとり旅
2024年1月末。
育児と仕事で疲労が溜まっていたころ、湯河原へ一泊二日のひとり旅に行きました。
きっかけはこちらのnote。
インクの調合ができるなんて、文具好きの自分にぴったりの温泉宿があるなら行くしかないとこちらのプランで即予約。
旦那に子どもの世話を頼み、母は疲労撲滅の旅へ出発。
上野駅から乗車しました。
湯河原駅に到着。駅前の木の屋根が素敵でした。
チェックインまで時間があったので、駅近くのかわいらしい看板のカフェでおやつタイム。
宿までタクシーで移動。(送迎バスの予定だったけど、手配が難しくなったと連絡があり。タクシー代は宿で負担してくれました。)
宿のエントランスにはカラフルな瓶とインクが並んでおりわくわくとした気持ちに。天井まで棚が伸びていて圧巻でした。
宿の方からの説明を一通り聞いたあと、いよいよインクづくり体験へ。
ベースとなる色のインクを混ぜ合わせて、好きな色のインクを作っていきます。
悩み抜いて作った色は6番9番10番の色を1:1:1で混ぜ合わせた色。
細いと黒っぽく出るし、太い線はグレーな感じ。
インクの調色はすでに経験があったけれども、温泉宿の落ち着いた雰囲気の中、自分ひとりで集中して色を作る時間は楽しく、心地よいと感じました。楽しいことに集中して過ごす時間は、なんだか頭のリフレッシュにもなるような。普段もこうした時間を作りたいなと思いました。
インクの調色体験を終えて、夕食までお部屋でのんびりします。
私の予約したプランでは、my bestday noteという「最高の一日」考えるノートがついてきます。こちらはお部屋に置いてありました。
このノートを記入するのがすごく楽しくて、寝つくまで最高の一日について考えては書いてをくり返していました。
落ち着き立ち止まって書き出してみると、自分は自然光や緑が好きで、自然のある場所に住みたいのだなとか、仕事ではもっと新しい知識を得たいとか、ひとり時間が大切であるとか。それを叶えるために忙しい中でできることもあるなぁと気付かされもしました。
夕食は手巻き寿司。具材が全部美味しい!伊豆の地ビールと一緒にぱくぱくといただきました。
夕食後は温泉に浸かりに行き、ぽかぽかに温まり就寝。
翌日。
朝食は湯河原の名産を使った干物やおばんざいの御膳。干物がパリパリかつジューシーでぺろりといけました。
チェックアウトまで館内の雑誌や本を読みながらのんびり過ごしました。
チェックアウト後は送迎バスで湯河原駅へ。
帰りの電車まで時間があったので、湯河原駅から徒歩5分ほどのところにあるカフェで一息。ここでもmy bestday noteの続きを黙々と書いていました。
電車に揺られて東京駅まで移動しました。普段は水平線を見ることが無いので新鮮な気持ちで、ずっと外を眺めていました。
帰宅してから作ったインクを万年筆に入れました。デッサン用に使っていて、今は瓶の半分くらい減りました。お気に入りのインクです。また作りたいなぁ。
心身の疲れががすっきりさっぱりとしたひとり旅でした。来年もなにかしらひとり旅できたらいいなぁ。
お宿の公式サイトはこちらです。