社会人になったからマリオをするゾ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
🐶どうも、犬山猫彦です🐱
名前はテキトーです。
記事開いていただいただけで、嬉しいです!
この記事は大体、3分弱でみれます!
そのままみて貰えたら嬉しいです!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「人生詰んできたからマリオをする」
と1行で簡潔に述べたかったけど、
そんな説明をすると研究室の先生が
鬼神の如く形相で添削の嵐を食らわしてくるので、マリオをやる上での緒言を書く。
理系だから、まえがきではなく緒言と言うのは仕方がない。緒言は建前とも言うが。
そしておそらく、緒言を書いて失踪する。
【緒言】
人生、生きてると壁にぶち当たることがある。
そして、壁に対してのアプローチも色々ある。
と思う。
仕事とか自分自身の課題なら、
真正面から向き合うことで壁を乗り越えるだろうし
大切な人を亡くしたりしたら、
その巨大な壁から目を背けて、
横から通り抜けるのもまた一つの手だと思う。
通り抜けた先、時間が経って、
遠くまで歩いた先で、後ろを振り返った時
今その場でジャンプしたら飛び越えれそうな程小さくなった壁を見て、「あぁ、乗り越えたんだな」
って思えればそれでいいと思う。
そんな壁に対してみんなが自分達の方法で向き合っている中で、
壁が現れるや否や「にげる」を選択する
ゴミ野郎がいる。
僕である。
そうやって壁から逃げた人間は、長い月日が経ったところで壁は大きいままである。
何も進んでないから。歩んでないんだから。
止まってる場所で、壁は列を帯びてやってくる。
加えて、現実は無慈悲なもので、
新しい壁は次々と追加されていくわけだ。
ついに、
後ろからと前からの壁に挟まれて立ち往生した時、ふと思った。
「この立ち並んだ壁、一つずつ解消するんじゃなくて、最初の壁からドミノ倒ししたら全部倒れるから楽じゃね?」
そう、ゴミ野郎はどんな状況下においても
ゴミに変わりはないのである。
しかし、これは妙案である。と思った。
生まれて初めて僕の眼前に聳え立った壁
たしかに、思い出してみれば
何か失敗する度に、新しい壁が現れるたび、
壁から逃げるたびに、
なぜか僕の脳裏に毎度浮かんでいたやつがいる。
やつの顔。
やつのジャンプ。
甲高い声。
ヤッフー!
全ての元凶はコイツだったのかもしれない。
この壁を越えるのではなく、ぶち壊して倒せば、
あとはドミノ倒し間違いなしである。
楽勝じゃん。
肝心な僕の生まれて初めての壁、
そう、それは、
「スーパーマリオブラザーズ3」である。
思い返せば、小学生の頃wiiを買って貰えないため、家にあるテレビゲームは、
ファミコンとスーパーファミコンであった。
ドラクエのカセットが整然と並ぶ中で、
異色を放つマリオ。
ドラクエに飽きて、手にとってしまった…
なぜだ、なぜなんだ。
なぜ横に歩くことしか脳にないんだ。
なぜ、殴れない。キノコだろ?
おばけきのことクリボーの何が違うんだ。
嘘だろ?今絶対、当たってなかったって!
そう、
ドラクエしかやってきていなかった身にとって
マリオはあまりに難しすぎた。
1-4で毎回死ぬ。なんで、画面が、動くんだ。
残機はすぐ無くなる。
小学生の僕にとってはあまりに難しくて、
挫折した。
こうして、
めでたく僕にとってマリオは初の壁となり、
いつまでも付き纏ってきた。
僕はドラクエに逃げた。
それ以降だ、人生の中で壁が現れた時に「にげる」をコマンドするようになったのは。たぶん。
しかし、社会人になった今こそ向き合おう。
勇者だった僕は、
赤い帽子を被ったおじさんとなる。
【次回】
ヤッフー!ヤッフー!ヤヤヤヤヤヤヤッフー!