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「would」が出てくると訳に困る説【ホロライブEnglishの切り抜きで英語学習 #35】

ホロライブENの配信の一部を切り抜いて、その文字起こし・翻訳を通して英語の勉強をしていきたいと思います。

今回は、「目を閉じるのが恐ろしくなっていた時期があったクロニーさん」の切り抜きから勉強します。


登場人物


Ouro Kronii

Ouro Kronii
「時間」の概念であるVtuber(Hololive EN Council/Promise)。ゆったりとした喋り方が特徴的だが、芸人気質なところがある。カナダ出身。聞き取りやすい英語を話し、「Flower」の発音が英語辞書の合成音声のようと評されたこともある。

https://hololive.hololivepro.com/talents/ouro-kronii/

英語の文字起こし

I don’t experience it nowadays. But, I used to be… I used to have trouble sleeping because, every time I close my eyes, there’d be this weird, weird patterns that I’d be seeing. And, sometimes they’re faces of, I don’t know, like demons or something creepy. Like an Oni mask, I don’t know.
And, it turns green, blue, and then red, and then blood red, and then the faces, they keep growing bigger and bigger until it takes your entire vision.
So, I get scared and wake up, and sometimes I can’t go to sleep because it just keeps going like that.
And then, um, yeah. Sometimes I’d have trouble taking a shower because, if I close my eyes, like there is a flash of your washroom. And, you know, you can see the entire washroom. But, it feels like that there is someone in the shower stall with you. Like there is a silhouette.
If you feel there are some sorts of a silhouette and you get scared so you wake up. When I wake up… Like, you have to open your eyes. So, that’s why I try to keep my open, … I try to keep my eyes open for as long as possible.

日本語訳

近頃は経験してないんだけど、以前は寝るのに苦労していたんだ。というのも、目を閉じる度に変な…変な模様が見え続けていたの。で、時にはそれが何かの…よく分からないけど、悪魔とか何か不気味なものの顔に見えてたの。なんか鬼のお面とかね、よく分からないけど。
で、それが緑色や青色、そして赤色や、血みたいな赤色になったりして、その挙句、それらの顔が視界全体に達するまでどんどん大きくなっていくの。
だから、怖くなって起きちゃうの。時々、そういうことがずっと続いて寝れなくなってたの。
それで、うん。時にはシャワーを浴びるのにも苦労することになってたの。シャワーで目を閉じると、なんていうか浴室の様子が一瞬浮かんでくるの。それで、浴室全体を確認できているはずなのに、シャワー室に誰かが一緒にいるような感じがするの。シルエットがいる感じ。
もしそういうシルエットみたいなのがいる感じがすると、怖くなっちゃって目が覚めちゃうでしょ。そうして目を覚ましちゃった時は、怖くないように目を開けてなきゃならないでしょ。だから、開け続けてる……できるだけ長く目を開け続けておくようにしてたの。

英語解説

nowadays

「最近は」の意味。「recently」が過去のある時の「最近」を意味する(例えば,「最近〇〇に会った」)のに対し,「nowadays」は昔と違って「近頃は」を意味する(例えば,「最近は雨が多い」)。

used to

「used to ~」で「以前は~していた」の意味。ちなみに「be used to ~」だと「~するのに慣れている」の意味になる。

have trouble ~ing

「〜するのに苦労する」「〜するのに問題がある」の意味。

every time S+V

接続詞的に「〜するたびに」や「〜するといつも」の意味。

there’d be

今回やたら「would」の短縮系が使われている(後ろが動詞の原型なので「had」の短縮形ではなく「would」の短縮形)。「would」は大体推量(「〜だろう」)が多いと個人的に思っているが、ここでは「よく~する」「きまって~する」という繰り返し起こったこと・習慣、特によく起こる嫌な現象に言及する時に使う意味だと思います。

Oni

多分、日本語の「鬼」だと思われる。少なくともこんな発音の英単語を私はまだ知らない。

because, if 〜, …

「because」の後にif節を入れることができ、「〜すると、…なので」の意味にできるらしい。

a flash of

「一瞬の」の意味になるが、ここでは恐らく目を閉じて瞼の裏に残る「残像」のことを言っているのではと推測している(真偽はすみませんが分かりません)。

washroom

「bathroom」と同じで「トイレ」兼「シャワールーム」の意味(海外では,ユニットバスが多いせいで、これらが複合的になっている)。ちなみにイギリス英語とアメリカ英語では「トイレ」と「風呂場」で使うべき英単語が異なるので注意。

stall

「個室」の意味。ここではシャワー用の個室の意味だが、トイレの「個室」をいう時にも使える。

for as long as ~

「as long as」は「〜する限り」や通常の同等比較文での「〜と同じくらい」の意味に加えて、「〜の間ずっと」の意味がある。特に、時期について述べるときは「for」を伴って使われる。


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