障がい者の転職について
もうすぐクリスマスですが今の時期というのは、企業にとっては新卒と退職者が固まってきて、雇用率が固まってくる時期。
障がい者にとっては3月末で雇用契約がなくなるなどで新しい職場を見つける時期。また、学校などを卒業して新卒で働き場所を決める大詰めの時期です。
障がい者雇用のマーケットとして一番あつい時期です。
今の時期、転職しようかと迷っていたり、在宅で仕事できるならそっちのほうが良いかもいしれないと迷う時期かもしりません。
身体以外の障がいの方で転職理由が賃金、つまり給料にある方の場合転職はしないほうが良いです。知的障害や精神障害、発達障害は継続して仕事できる環境、なじんだ環境のほうが仕事はしていきやすいです。
逆に環境理由なら即座に転職したほうがいいです。会社に行くこと、会社で働くことがストレスに感じている、知的、精神、発達障害の方はその感覚は正しいです。継続して働くことによってより調子を崩し、仕事ができなくなってしまう恐れがあります。
なれた仕事を変えるのは勇気がいります。新しい環境になじめるかは正直誰もわかりません。ですが、今の環境があっていなく、ストレスになるならば、新しい環境に飛び込んだほうが改善する確率は高いです。なぜなら現状の悪い環境を変えることのほうが難しいからです。
なので賃金を理由に新しい環境に飛び込むのは危険です。給料が高い仕事というのはそれだけ人に負荷をかけているものです。正社員にステップアップしたいという方もおられるかもしれませんが、現状の会社に5年働けると、パート、契約社員であろうと継続して雇う義務が会社に発生します。ステップアップを考えられてるかたは今の会社の中でステップアップを考えたほうが安全です。
私の同僚でプログラミングスキルが高い方がおられました。就職活動で思うようにいかず給料はあがるので、派遣で電気メーカーにいきました。そこでPCの保守、システム構築などをしていましたが、半年でつぶれました。
ブラック企業なんとかに選ばれるグループ企業なので、単純に仕事がきつかったのは想像にたやすいですが、給料が良いから少々きつい会社でも、法律もあるし、理解してもらえると思っている方が多いですが、そういうわけにはいきません。
知的、精神、発達の障害の方がぶつかる壁に"常識"があります。
これは会社によって違います。会社によっては部署によって違います。この常識は時に法律より守られます。法律より守られる会社の常識、悪しき伝統というものはあります。世の中が法律を100%守る会社しかなければブラック企業なんて存在しません。
会社の常識は世間の非常識という言葉もあります。A社であたりまえだったことがB社ではおかしいことなんてざらにあります。なので自分に合っていない会社に入ってしまったらできるだけ次を見つけてやめたほういいです。蝕みます。働けない期間がまたやってくるかもしれません。逆に数年働けてるけど次に変えたい場合はやめたほうがいいです。数年働けてるなら5年を目指したほうがいいです。
本日のおすすめの動画はこちら。
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