お気に入り。(モノ)

僕は使うものにこだわりを持つことが多い。
飽き性だから、リピートして一生使う、ということは少ないのだけれど、飽きるまでは使い続ける。新しい物を試したくなることは多い。でも実際、自分に合うものを見つけることは難しくて、失敗だったな。と感じることが多い。
普段使うものでストレスを感じることはくだらないと思うし、ストレスを感じ続ける位なら買ったばかりでも捨てて、自分の気に入ったものを使いたいとさえ思う。同じものを2つ持つなんてしょっちゅうで、使う用と保存用を買うこともある。

お気に入りが壊れた時は怖くなる。明日からどうしようと不安になって、次はストック買わなきゃな、と思う。きちんと買い直せるまでは何も手につかない。

お気に入りが変わっていくのは時代が変化するのと同じように当然のことだ。

僕はお気に入りが増えるのが嬉しい。それだけ踏み出せたという事だからだ。ずっと同じものにこだわっていては他のものが見えなくなる。ふと顔を上げて他のものを見た時自分に合うものが見えることは少ない。それをわかっているからこそ自分のお気に入りしか見なくなる。
しかしそれでは何も変われない。ふとした時に踏み出して周りを見るからこそお気に入りが際立つ。これはお気に入りに飽きないための工夫でもあると思う。

お気に入りはいいものだけと、
とらわれてちゃいけないよね、って話。
冒険も悪くないよっていうこと。
世界、広いし。
物なんて溢れるくらいあるのに、
自分に合うものが1つしかないわけない。
こだわることはいいことだけど、
周りが見えなくなるのは違うし、
自分のお気に入りじゃないからって
他人を批判するのはもっと違う。
出来るだけ広い考えを持ちたい。そう思います。

瀬梛 翔

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