学校

 これは怒られるのが嫌いな僕の価値観。

 学校が嫌い。先生も友達も、勉強も小学校の頃から嫌いだった。
 先生は飴と鞭なんて言うけど、飴じゃ鞭で打たれた傷は治らない。いたい、イタイ。
 比べられることを学んだのも学校だった。そしたら、いつの間にか親にも比べられるようになった。○○くんは〜。なんで。僕頑張って学校行ってるのに。勉強頑張って無いわけじゃないのに。つらい、ツライ。
 友達と「違う」ことは罪で、皆同じな事が普通に思えた。誰かに教えられたわけじゃないけど、そんな雰囲気。僕は周りに馴染もうと必死だった。

 未だに思う、僕の何がいけなかったのか。理不尽なことで怒られたこともあった。矛盾したことを言われたこともあった。皆はそれを我慢していい顔してた。すごいと思った。僕には無理だ。限界。
 みんな同じように耐えてる。分かってたけど、人それぞれ限界は違うみたい。僕は堪え性が無かったから、すぐに限界が来てしまった。

 僕の出来損ないを人のせいにして逃げてるだけかもしれない。でも辛いのは本当で。でも、確かに僕のせいなのかもしれない。いまもこんなにやるべき事があるのにずっとスマホ触ってる。勉強しなきゃいけないのに。勉強しなきゃ。将来のために。全部、将来のため。今我慢すれば将来得する。

 それって本当??適当言ってない?大人は苦労してるようにしか見えないよ。でもきっと本当なんだよね。だって皆そう言うんだもん。皆が言うなら間違いないね。

そろそろ限界きていっぱいいっぱいな僕の話。将来の不安、教室の空気、教師の言葉、課題。全部もう辛い。きっと教師って僕のこと人間じゃないと思ってる。モノみたい。殴り続けても壊れない。どれだけ強く言っても自分のままで居るはずだってね。単位とか、成績とかで脅してくるんだ。逆らってもいいけど、どうなっても知らないぞってね。独裁者ってこう言う事かな?僕馬鹿だから分からないや。せっかけ馬鹿に産まれたんだから学校の事も分からないままならよかったのに。

でも分かってるんだ、勉強さえ出来れば全部解決するってね。僕が勉強出来ないから比較されるし、怒られる。勉強さえ出来て、成績さえ良ければ鞭なんて飛んでこないって。分かってても体が重くて机に行けないや。あーあ、なんでこんな人間に産まれたんだろ。

いつか消す。不快な思いした人ごめんなさい 。
              瀬名 翔

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