BIOMUTANT走った感想
性癖が異常じゃないとキャラクリで門前払いを喰らうフルプライスウォーキングシミュについて異常者目線で思いついた順に書き連ねていく。
一般人目線の書き物はsteamでサムダウンしてるレビューを眺めてくれ。
オリジナルのミュータントをこねくり回して着せ替えしてええ感じの写真が撮れる時点でもうMetascore999点になってしまうわけだが、心を鬼にして健常者の皆さんのためにどんなもんか伝えてみようと思う。
キャラクリ(ミューテーション)
ゲームは待望の人外キャラクタークリエイトから始まる。
まずはミュータントくんの種族を決める。各種族でベースの顔と体型の設定があってそこから調整していく。本作のパッケージに映ってるあの子はプライマルという種族。この種族のデフォルト顔に近いんだが、口元隠してるお陰でかなりイケメンに映ってる。実際はデフォだと口元が残念な感じで涙する。それでも遺伝子操作次第でイケメンに化ける種族なので凄い。
調整と言っても顔とざっくりした体型をうにょうにょと変化させながら決める感じ。結構クセがある。個別に目の大きさとか耳の大きさを決められるのではなく、体力や知力といったゲーム内ステータスの比重を調整するとそれに合わせて全体像が勝手に姿が変化していくイメージ。ステータスを求めて極振りしようとすると中々しっくりこない。
逆に見た目重視でイケメンに仕立てるのも運次第。というのも、種族を決定してミューテーションの段階に入る度に骨格の変化の仕方が抽選されるから。「お目目パッチリのままマズルだけもう少し長く」みたいな調整は叶わない。Rキー連打してミューテーションテーブルのリセマラを続けて、やっとの思いで良い遺伝子を探り当てるのだ。これ知らんでブサイクしか作れないっつってた奴、試行錯誤と愛が足りんのよ。
※参考にマーゲルって種族でリセットかけた場合の俊敏性極振りを4つ並べておきます
こんな感じでお祈りキャラクリを乗り越えたらいざ出発。・・・という段階になるまで、キャラクターを横回転でしか眺められないのが厳しい。あとズームもできない。プレイ開始後に気付いたのだが、悩み抜いて作ったオリジナルミュータントくんは下顎が上顎にめり込むという極めて特殊な遺伝子構造になってしまった。カメラ縦回転させてくれたら防げたはず。下顎がめり込みすぎて上の歯が貫通して見えちゃうのはダメだろ。その辺の物理的な異常は起きないように対策してて欲しかった。主張の激しい前歯を隠そうとして調整してただけなのに…
こういう点もあってもうちょい自由度の高いキャラクリがケモノオタクから求められているのも事実。でも丸っきり悪ってわけじゃない。ミューテーション次第で色んな動物の骨格に寄せられる。ウサギぽいのとかオオカミぽいのとか、ステータス弄くり回すだけで手軽にそれっぽい顔が出来上がっていくのは良い。骨格を一から作るとなると結構大変だろうからその辺簡略化されてるのはありがたい。特に人間のケツ以外追いかけたくないライトユーザーにとってはハードル下げられててかなり優しいと思う。
そんなこんなでキミだけのオリジナルミュータントが完成。あとは自分好みのクラスを選択すると、それに合わせた衣装でゲーム開始。現代風で気取り過ぎてないサボターを選んだ。もんげーかっけーよ。
戦闘
近接武器と銃で戦うスタイリッシュアクションに近いもの。今回選んだサボターは銃一丁と片手剣二本で戦うが、マウスの右クリ左クリしか使わない。シンプル操作で優しい。加えて銃・剣どっちもローリングあるいはジャンプからの攻撃で派生する感じ。チュートリアルでは「これだけか…」と思わせて健常者フィルターが効いているが、キャラが育ってくるとド派手な超能力など使えるようになる。こっからが楽しいんだけどそこまで耐えられない人も沢山いたね、残念。
下の画像はフリーズというド直球な氷結スキル。
他に、電撃でシビシビさせるだけのベーシックなやつもあれば、塊魂の水泡版みたいな妙な技まで色々。映える。中にはトランポリン代わりのキノコを生やすスキルもあって、雑魚敵相手なら斬撃中にキノコで打ち上げてから空中で追撃コンボ、吹っ飛んだら火炎ダッシュスキルで追って行って更に追撃・・・みたいな。
そこそこ自由な戦闘が楽しめて良かった。スキルに限らず、攻撃モーションも大体かっこいい。
しかし、楽しさが全部覆ってしまう最大の問題がある。銃が強過ぎる。
近接で戦うメリットが無いから相対的に強いみたいな感じ。さっき書いたコンボ云々は小さめの雑魚でしか通用しないんで、中型になると殴って回避(あるいはパリィ)の繰り返しになる。大型はパリィすら無効。それにわざわざ殴りかかって反撃のリスク負わなくても、遠くからペチペチ銃弾流してた方が楽。中盤以降はDPSがより一層高まってしまうので近接武器の肩身がどんどん狭くなる。スキルもあるけど無視して銃撃続けてた方が早い。
アクションRPGなので、意識して戦闘を楽しまないとかなり虚しめ。ここはユーザー側の力量が試されるところ。
一応、近接武器も銃器もそれぞれ種類がいくつかあるので色々試すと楽しい。どちらもカスタマイズ要素があって、手作り感満載のオリジナル武器の作成は誰だって興奮する。しかし銃器有利なのは一貫しているので効率厨は銃乱射しながらシナリオを駆け抜けることになる。
あとは世界に4体居るデッケエモフモフのボスについてはイベント戦なので乗り物乗ったりして戦うんだけど、これまた信じられんほどダレる。やっぱ雑魚戦が一番気持ちいい。
デケモフに触れたので次はキャラデザの話。
キャラクター
キャラクリの時の各種族のデフォ顔で察するけど、登場するミュータントは基本的に外国的な造形というか、萌えや媚びは感じられない。japanese furry各位の琴線に触れないだけで海外だと萌えの塊なのかもしれんが。単純なモブは自キャラと同じミューテーションでサクッと生成された感じの焼き増しキャラ。一方でサイドキャラクターは自動生成された感じではなくて安心した。ドラゴン体型のかわいいのも居るし、いいね。
下のモフドラは最推しサイドキャラクターのミートゥー(英名:mito)くん。是非覚えて帰って下さい。
戦闘面で触れたデカモフボスについては、まあボスなのでデカくて強面な感じ。とりあえず強いのと戦ってる感は出ている。楽しいかどうかはともかく・・・
全体的にこういう媚び抜きになったのは海外製だからってわけじゃなくて意図的なはず。イケメンや萌えを追求したい気持ちはあるけど、ゴミ山やらバイオハザードやら放射能やらでぐっちょぐちょになった世界で小綺麗な人外が大量にいてもアレだし、荒廃した世界には野蛮なくらいが丁度いい。
「洋ゲーやしデザイン班にはこのワイルドなデザインしか湧いてこなかったんじゃろ?」と思われてもしょうがないが、実はこの世界で見かける広告看板や壁画なんかのマスコットキャラクターとかはキュート。やればできるんよ。
steamのポイントショップとかバッジ用カードとかを見てほしい。キレモフを推すんじゃなくてそっちのデザイン活かすのかよとツッコミ入れたくなる。
世界観
良い。
しっかりと自然が残ってる一方で、ドロドロのぐちょぐちょに環境が破壊されてたりする。ギャップがたまらんのよ。
汚染についてはドロドロだけどグロ方面のインパクトは無し。作中、選択次第でモブや小動物を何食わぬ顔で殺したりできるけど、ガッツリ息の根止めたりする描写じゃなくてモブはワンパンで倒れるし小動物は画面外で〆てる。あと戦闘時に血は出ないし四肢欠損系の露骨なのも皆無。マイルド。
てか今更だけど本作はポストアポカリプスの設定。ネタバレ避けながら軽く触れとくと、旧世界の人類さんが技術開発やらなんやらで世界を汚染しまくって大変なことになり、結果耐えられず消え失せる。よかったね。
その後は過酷な環境下で生きていけるミュータント達が辛うじて生き残ってきた。でも世界の中心たる生命の樹が汚染の蓄積とかデカモフのイタズラで耐えらんなくてマジ苦しい、死にそう泣
とりあえず一回文明滅びてるけど、今回は生命の樹が枯れかけてほんとヤバイ。そんな時に生存戦略の思想の違いでトライブが六つに分派してゴタゴタ争ってる。プレイヤーこの先どうするよ?といった感じ。
ゲーム開始から危機感のある立ち位置ってことを刷り込まれるけど、オープンワールドなのでお構いなしに寄り道し放題。この辺りの緊張感の無さみたいなのはしょうがないね。
旧世界の時からミュータントは居たんだと思う。さっきのキュートなデフォルメマスコットたちも旧世界からのプレゼント。廃墟はしっかり人類用家具が置いてあるのに、人類や実在の動物モチーフの看板とかは一切無し。ヒトとかいうゴミみたいな遺伝子コードのビジュアルじゃ客寄せにならなくなったんだろう。同族で集客できなくてかわいそう笑
他の動物類も差し置いてミュータント一色なので、文明崩壊の前から既に覇権コンテンツだったのかもしれない。なるべくしてアポカリプスを迎えた感じやね。
まあ設定がどうであれ、世界が壊れる直前のスタンダードデザインは最高。ウチの世界も早く破滅に向かって欲しい。トクサノール社、早う環境破壊進めてくれや。
マップの広さは64㎢。その中に山・湖・森・洞窟みたいな自然が色々詰まってる。地形やバイオームもメリハリついていて観光気分満載。フォトモード意識してマップ駆け回ってるだけで満たされた。たまにメリハリあり過ぎて特殊バイオームと通常エリアとの境目がハッキリしすぎてるのも違和感あったけど。
人工物、特に廃墟とかはしっかり使い回し。まあ旧世界のアレコレは仕方ないとして、現世界で作られたはずのトライブの前哨基地(各トライブに3つずつ)がトライブ単位で全く同じ構造してるのはちょっと寂しい。開発時間足りなくなったんだろうな。
トライブ毎の雰囲気の違いとか頑張って表現してたのでもったいない。いつかBM2が開発されてマジのAAAタイトルになったら8×8を全力で作りこんで帰ってきて欲しい。
※我らがジャグニトライブのシーフー(≒族長)、duskくん。かわいい。
メインクエスト・サイドクエスト
大衆に良くないね👎される戦闘のおもんなさは置いといて、それ以外はどうなのか。
メインクエスト(シナリオ)は、薄い。善のミュータントか悪のミュータントか、最終目標の世界の存続・滅亡の選択に向けてプレイヤーに行動が任されてるし劇的な展開は盛り込むの難しかったんだと思う。いい意味での裏切りとかは無くて、なだらかに終わりに向かっていく。
サブクエは、もっと薄い。サイドキャラクターから受ける依頼は、一応キャラの性質に沿ったおつかいだったりするからまだ良いかもしれない。お料理キャラだから調味料買ってきて、みたいな感じ。あと一応サイドキャラから報酬として貰えるアイテムはそういう設定に沿った物。ごく一部、新種の乗り物解禁クエストが受けられるのでその時は大興奮する。
たまにサイドキャラ同士で(主にクエスト上の)関わりがあったりするけどそれも薄い。サブクエ完了後はただの会話モブになるか、良くて商売相手にしかならんのでその辺もさみしい。
サイドキャラ以下のモブから依頼されるのは使い回しのおつかい。内容同じでも文面ちょっと変えるとかできたのでは。バグで詰んだサブクエが他の村で複製された時に何とも言えない気分になる。
※クエスト受注前に倒してしまったロータストライブのキャプテン、生前の悪事による怨みが蓄積されていく(当然中身は全部同じ)
もちろん、サブクエの中には世界観を掘り下げられるのもあるけどその他多数は殆ど大したことないおつかいクエストなので作業感だけが強く残る。
ナレーション
世界観感じる上でバキバキの賛否割れ。渋くて淡々とした男性の声が四六時中聞こえてくる。
オープニングで返金した人間は知らないと思うけど、機械仕掛けのバッタくんが喋ってるんすよ。オートマトンって言うんですけど。コイツが平時であろうと戦闘中であろうとモブと会話していようと、淡々とナレーションを続けるのが悪評付きまくってる理由。
彼は、お前がナレーションの戦闘中の温度感はチュートリアル時点で感じられると思っている。スタイリッシュな戦闘と渋いナレーションのギャップがエグいのだ。誰もがそう感じるだろう。
モブの会話については通訳しているという設定なのもあって、大半が伝聞形式になっている、と言っている。お前の感情移入が難しくなってしまい残念だそうだ。
開発側の意向なのでナレーションが悪いわけじゃないけど、しょうもないモブとの雑談も子供を殺された親ミュータントの熱意も、全部平坦な表現になってしまった。
アレコレ言ってるけどナレーションの声質自体は全然良いのよ。原語版と比べても断然日本語版の方がしっくりくる。システムと台本が悪い。
ローカライズ
悲惨。
装備品の重量に【光】って書かれたり、パズルの残り動作回数に【左に動く】って書かれたり。洋ゲー触りたての頃を思い出すような誤訳は勘弁してほしい。あとはクエストの進行にガッツリ関わってくるような部分も誤訳が響いていた。
全体的なクオリティから察するに原稿だけ投げられて本編未プレイのまま翻訳させられるパターンに違いない。ちょっとだけ同情する。分量もかなりあるし。お疲れ。それでいて、怪しい日本語の台本をナレーターが流暢に読むもんだからなんとも言えない気持ちになる。
あとは話題になったと思うけど日本語フォントがゴミ。巷ではゴシックゴシック言われてるけど・・・あの似非日本語フォントで有名なMicrosoft Yaheiにここで出会ってしまうとは。
フォントについてはアップデートで修正入るって噂だけど、フルプライスで予約購入した人間にコレを叩きつけるのは良くないわ。ちなみにこのダサフォントでコミカルな表現しようとしてるからもっとダサい。
下の画像はCrane Danceという技がローカライズされた結果。
半世紀前に自分もこんなワードアート作った気がするから古傷抉るの止めてね。あと、訳せる所はなんでも訳そうっていうありがちなヤツで三流翻訳感が溢れ出ている。
クソ翻訳耐性 100%
そんで、このローカライズにアレルギー反応が出ながらもプレイを続けてると、なぜか段々クセになってくる。アップデートでナレーション頻度の設定が追加されたんだが、デフォが50で0~100まで選択可能。どうする?
答えは当然100。正直物足りない。我々バイオミュータンターが求めているのはナレーション頻度10000くらい。我々人類も少しずつ脳がミューテーションし始めてるかもしれない。
バグ
ある。
よう分からんけどマップ上の構造物が正常に読み込まれなかったりするし、知らんうちにフラグへし折ってしまっている可能性がある。よく見かけたのが、鍵付きのドアが全開の状態でロードされるバグ。宝物を先にゲットできてラッキーだけどクエスト進行不可になったりする。あと、基本的にトライブ所属の敵ミュータントは一度倒すと二度と湧いてこないので、ワールド散策中にクエスト関連の敵を事前に殺めるとその時点で詰みが確定するっぽい。さっきのロータスキャプテンというクエストはこのタイプ。
ミュータントくん操作する中で極端なバグが無いのが救いか。
音楽
悪くは無いと思う。オーケストラ曲。
OSTに入っている曲数は16。マップの広さやプレイ時間に対しては物足りなさを感じる。ざっくりとメインテーマ、地形各種、戦闘、エンディング、みたいな感じ。
戦闘曲は基本1種類なので絶対飽きる。イベント以外の曲は大分まったりしているのでプレイ中急速に眠くなる。長時間聞くから悪目立ちしないような配慮だと思うけど。
サウンド
弱い。サウンド自体が弱いというか聞かせ方が弱い。
まず戦闘時の斬撃・打撃もろもろが控え目。ミュータントくんが小さいのでしょうがないかもしれんが。あと、戦闘中割り込んでくるナレーションの声が常に太いので相対的に弱くなってる。全部デフォルトの場合の音量バランスがマズイんかな。
非戦闘時については鳴るべき音しか鳴らないので寂しい。環境音も最小限。過剰だと萎えるけど、ゲーム的・人工的なSEが少ないのがデカいタイトルとの違いか。
ここまでボロクソ書いて段々辛くなってきちゃったからそろそろ方向転換。
結局Biomutantの何がいいのか?
◆フォトモード
これに尽きる。
モフいミュータントと大自然と荒廃した旧文明。どれをとってもフォトモードとの相性が良すぎて永遠に浸っていられる。初めに書いたフルプライスウォーキングシミュレーターというのはこれを伝えたかった。Unreal Engine 4で人外しか居ない世界を撮って回れるゲーム他に無いし。多分。
ちなみにこの記事で使ってるミュータントの画像は全部ゲーム内から撮ってきたもの。今日もスクショした、無加工!
異常性癖の雰囲気ゲーマーからすればアクション部分が残念であろうと何も問題は無い。7600円でモフい生物と広々した撮影の舞台の提供ありがてえ(涙)といった感じ。今後のアプデでフォトモード強化されたらもっとありがたい。倍払ってもいい。
そうそう、被写体のミュータントくんの装備品もわりと種類あって良いすよ。ズボンにしっぽ穴ついてたりするし。ゲーム進行上産廃スペックな装備でも、着せ替え要素として収集したくなる。
装備セットを5個まで登録できるから、通常プレイとバイオーム対応(耐熱装備一式とか)とその他撮影用みたいに使い分けできる。やさしい。
◆[排尿音]「どれどれ・・・」
ワールドにはファストトラベル用の旗が点々と立っている。初めて訪れるロケーションで旗にインタラクトすると、いきなりマーキングし始める。やたら黄色くて不透明度の高い痕跡が広がってマーキング完了。二足歩行のミュータントがコレやるの結構生々しくて好き。異常方が喜びそう。異常なので俺は喜んだ。
事が済んだ後、ナレーションで「どれどれ・・・」という一言が入るのでここまで1セットでクセになる。アプデで任意のタイミングでマーキングできるようになってくれ。頼む。
最後に
本編と全く関係ないけど、THQ Nordic Japanの宣伝の仕方について。下は宣伝ツイートの一例。
日本の異常性癖にタゲを絞ってケモノだのケモナーだのモフモフだのかなり直接的に宣伝してる様子。全体的に仕上がりがお粗末だからキャラゲー(?)扱いでプッシュするのは十分理解できるんだけど・・・
#キレキレのモフモフ って何?????
マジで何?文中1回キレモフとかいう単語使ってしまったけど正直全く分かっとらん。誰か知ってたら教えてほしい。
以上、発売から2週間チョイの時点での感想でした。アプデで色々化けるかもしれないからしばらくウォッチ続けます。投げ銭よろしく。
いつでもお待ちしております