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専業主婦になって4年目の気持ち

夫の転勤と下の子の誕生が重なり、専業主婦になって4年目になりました。
1年目は上の子が年少さん、下が0歳と怒涛の毎日。蝉取りにはまった息子が蝉が取れるまで帰らないので、下の子を抱っこしながら蝉を捕まえられるぐらい虫取りの腕が上がりました。

2年目は上の子が年中さん、下が1歳で歩き出し、後追いも激しく、9年一緒にいた柴ワンコの闘病も重なり、これまた毎日何をしているのか、自分でもよくわからない日々。貯めていた雇用保険も底をつき、自分のお小遣いもほとんど無いし、そもそも洋服や化粧品を買いに行く時間もないし、自分に手を掛けられなくなった時期。毎日倒れるように寝ていたように思います。
虫取りの腕も、蝉からコオロギ、バッタ、トンボへと進化しました。

3年目はコロナ禍で、年中流行していた地域に住んでいた我が家では、子どもたちの登園自粛が続き、ほとんど家で過ごしたような気がしています。上の子は自分でできることが増えて、下の子はすこし手がかからなくなったものの、究極の甘えん坊なので、やっぱり抱っこ猿のように私の周りをうろうろしていました。虫取りはカマキリに夢中になった息子のために、生餌(主にコバエ)を探すようになり、パクっとコバエを食べるカマキリに、気づけば私も夢中になっていました。

そして4年目。上の子は小学校に入り、下も幼稚園生になり、本当に手が離れてきました。家事が思うように進まないイライラも減り、お料理も少し手の込んだものを作れる日もあり(たまにね)、洋服を買ったり(ネットでね)、お化粧をちゃんとしたり(マスカラまでね)、毎朝5分パックをしたり(安いやつね)、少しずつ自分らしさと取り戻せてきたように思います。

誤解してほしくないのは、子育てはとても楽しいと思っていること。
小さな子ども達との毎日は、大変ながらも笑いと驚きと感動があちこちに散りばめられていて、仕事と飲み会と自分のことばかりしていた時代より遥かに、キラキラと私の心の中に宝物のように収まっています。そして、もうしばらく、彼らが私を必要としなくなるまでは、側で一緒に楽しみたいとも思っています。

でも、やっぱり4年目で思う事というと。
なんかもう社会復帰できそうにないなーということ。
ビジネスの世界から遠く離れた、絵本の世界みたいなところにいて
夫が話すビジネス用語に知らないキーワードが増えて
私は、以前のように何十万というお給料をもらうこともできずに
夫からの生活費で生きていくのかなと思うと
急に両肩の羽根をもぎ取られていくような気分になります。
このままで大丈夫?私。
これって中年の危機っていうやつ?(←アメリカのドラマでよく出てくるよね。)
専業主婦の皆さん、どうですか?
同じ思い、している方いるのかな?


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