犬のおやつ 玄米とエビのおせんべい完成
犬のおやつ屋さんこなき屋です。最近は写真の事ばかりでしたが、本業の事もお伝えしたいと思います。
生後6か月~シニア犬まで食べれるおやつを探して
犬は嚙む力も強いし、少々傷んでてもお腹壊さないから大丈夫・・・と思われがちですが、硬いおやつを食べて歯が欠けたとか、傷んだもの食べたらお腹を壊したとか普通に聞きます。
意外に歯が脆い?
犬は噛む力は強いですが歯のエナメル質は人間よりかなり薄いとの事。そして歯周病にもなりやすいのです。歯周病になるとさらに歯が脆くなっています。犬にかじることを禁止するのはかわいそう・・・本能的にかじるという行為が根付いてるので、あまり固くないものを適度に与えるという事が大切になってきます。
シニアのお腹にも優しいおやつ
油で揚げず、サクサクとしたおやつはできないだろうか?と考え、片栗粉・米粉・おから・・・色々考えて玄米を使う事にしました。ポップコーンみたいに種子が膨らんでるようなおやつが良いなあと思い、麦のポン菓子やらお米のポン菓子など混ぜたりしたものを作ってみましたが、うまく行かず・・・。惜しい所まで行ったりしますが、原材料の調達と価格の問題で断念する事も。
玄米をどうするか?
何かを食品を製造するにあたって、水と粉にしてしまうのが一番安定した製造方法になると思います。水と粉をこねて成型して加熱する。
ただ、風味やら食感などのバリエーションが減ってしまいます。今回は先に玄米を炊いてから加工してみることにしました。
給水に8時間!?
兼業農家の娘ですが、今まで玄米ご飯を炊いた事がありません。実家も私の家も白米オンリーです。レシピを見てご飯を炊くことにしました。しかも今回の玄米は青みの強い米・・・。給水も炊飯の水もしっかり目で行く事にしました。炊いてみて試食・・・。プチプチとした食感・・・もちもちとした感じ・・・何とか炊けました。
もともと玄米茶の玄米のような香ばしさがあるのですが、エビを入れるとさらに香ばしさがアップ。サッと醤油を塗って再度あぶれば人間の良いお酒のつまみになりそうな感じ位はおいしく出来ました。
問題の硬さは?
ボリボリ・カリカリという言い音で食べれる位の軽い食感になりました。
夫に味見をしてもらったら、ややザラザラとした食感(のど越しが悪い)との事。エビを入れる量が多かったようです。エビ・鶏ミンチ・豚ミンチの3種にしたのですが、鶏ミンチが好評でした。私は鶏ミンチの味の弱さを気にしてましたが、夫いわく「しっかり味がするよ」との事でした。
味見しすぎて舌が鈍感になってたのかも?
今回はエビを製造して販売したいと思います。もっと効率よく出来るような方法があれば、形状・素材など変わるかもしれませんが、玄米・エビ・米粉のシンプル材料で行こうと思います。
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