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反抗期には

時代が変わって
人工知能が自動変換してくれる時代になったよね。

でも、それよりはるか前から、
自動変換機能を駆使しているの、私。

イヤイヤ期、反抗期の子供に
いちいち腹を立てても、疲弊するので…


うっとうしい  →       かまってかまって

めんどくさい  →      一緒にやってほしいんだ

しばく、うざい  →  すきすき

どっかいけ  →  ギューしよか


自動変換させて、少し聞こえるように言ってみる。
反抗期は素直になれないものね、
大丈夫よ、お母さんは自動であなたの心の声に変換できるから❤️

と、楽しそうに言い続けると、
何を言っても通じないと感じ始める。

思いっきり反抗期で、

殺すぞ 


と、言われた時、

1人で死ぬのは寂しいのね、
だったら一緒に死のうか?どうしたいとかある?

こう言うと
自分が言った言葉を考えるみたい。

そして、おかん、超絶イカれてるよな、
殺しても絶対仕返ししてくる気がすると、
反抗を諦めた。

夜に出かける時は、一緒に行きたいと駄々をこねてみる。
帰ってこない時は、友達に聞いて回ってみる。
友達も、いかれた母が怖くなって悪いことがしにくくなる。

あれから15年ぐらい過ぎて
大人になって息子の同級生に
おばちゃん、昔から振り切ってて怖かった。
よその子まで怒鳴るとか、どつくとかありえへん。
と言われた。

悪いものは悪い、
自分の子とか、よその子とか関係ない。
私 学校の先生でもないから、
怒る時は全力で怒る。

今は 息子が私のボヤキを自動変換する。
そして、こう答える。



ヨクキキトレマセンデシタ


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