娘の心の中

人の心に寄り添うことはできても、

人の心の中はどう思っているかわからない。

2月の受験というものに対して戦っている娘。

思春期、プレッシャーとういうもので、最近は荒れている。

その一つとして言われたことがある。

「親に責められるくらいだったら、死んだ方がまし」

と、声を震わせて言われた。

後から思えば、夫がいない時を狙って話していた。

母として、私に伝えたかったのだ。

たぶん。

夫にその事を言う所を見られ、またしても涙ぐみながら

「どうしてパパに言ったの?」と。

彼女なりに、母としての私の立ち位置は、信頼してくれているのか。

同性だからか、接する時間が多いからなのか。

受験生の母。

母になって約12年。

まだまだ未熟である。

人生のアドバイスはできたとしても、母としてのアドバイスはまだまだ。

子供と一緒に成長させてもらっている。

母として成長できているのか!?

親だったら、受験に成功してもらいたいと思うのが当たり前だが、

経験値や人生観を押し付けているだけなのかもしれない。

娘にそんなことを言わせた。

彼女の心を覗いてみたいというのが本心だ。

これからもサポートをしていきたい。

その方法も試行錯誤。

あと5か月。

どうなるのだろうか。

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