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冥王星語りをしてみようか【解説編】

昨日、冥王星を語ってみたのですが・・・。
ご覧になって下さった方がかなりいらっしゃるみたいで・・・。
これは解説をせねば!とパソコンを開いております(笑)

なぜならば、アレをただ読んだだけだと。
「えっ、冥王星怖っ!どうしよう、アタシの所にも来てるかも!」
と、恐怖を煽るだけになってしまった感があったからです。

その記事はこちら。

実は、西洋占星術の面白い所は「本人しか落とし込めない部分があること」なのです。どれだけ占い師が「これこれこう言う事がありましたよね」とか「これこれ、こういうことがありそうです」なんて言った所で薄っぺらいのです。

言われた側が、自分の中で気付きを見つけ出すことで。
解像度が一気にUPして、使える代物となると思っています。

出た結果を、聞くだけでは「それがどうした?」となるのは必定なのが西洋占星術だと思っています。

ということで、私の記事。
『冥王星語りをしてみようか』を解説してみたいと思います。
きっと、私の背景が分かると「うぉっ!確かに、冥王星の監査入ってるわ」と思っていただけるかと思います。

ほぼ、私の自己満足記事なので。
そんなのどーでもいいよ!と思ったらスルーしてくださいませ。

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私の両親は、長男夫婦で両親と同居。
要するに、私は祖父母・両親と一緒に暮らしていました。

祖父母は初孫の私にメロメロで、事あるごとに長男夫婦に孫(私)の事でお小言を言っていたようです。嫁様である母は、精神的に疲弊していたそう。

結果、嫌味の原因である私は、かなり酷い扱いを受けました。

しかしながら、一番の問題は別の所にあり。
自尊心が強すぎるタイプの父が、引き起こしていました。

父は、仕事中に少しでも自尊心を傷つけられるとその場で仕事を辞めてしまうので、帰宅したら突然無職になった!と言う事が繰り返されていました。

彼のようなタイプは、自分に対するブレーキが利かないタイプですから。
気に入らないと怒鳴る。ガラスを割る。
木刀や、模造刀を振り回して暴れるを繰りかえしていました。

結果、家計は基本・火の車。
母はいつでもピリピリしていました。

精神的に余裕が全く無く、いわゆる毒親になった両親。

私の腕には、父が投げた小刀が付けた傷跡。
熱湯をかぶった時の火傷の跡。
肺には、入院を却下され肺炎を悪化させた為に影が残っています。

4ハウスに冥王星がいるからねぇ~と、笑うには過酷過ぎる幼少期を過ごしました。私の受けた諸々はさておき、両親も若くして結婚し。
親と同居で、精神的に余裕がなく。悪気は一切無かったのだろう。
そう思える、今の自分がいますし。
話せば愚痴になって、聞いている方も嫌な気分になるはずなので・・・。
普段は話しません。

そんな私が、印象に残っているのが小学校の時。
こういう家庭事情ですから、いつも暗い顔をして下を向いる生徒でした。
当然、クラスでイジメ対象になります。

担任教師が、私の体に無数の痣がある事に気がつきイジメが発覚。
いじめた側と、いじめられた側の親が呼び出され話し合いになったことがあります。

帰宅して母が言ったのは
「あんたのせいで、恥をかいたわ!」でした。
母は、クラスで目立つタイプで、学級委員長をやるようなタイプ。
成績優秀で美人で、家柄も良く、人が自然と寄ってくる人。

いつでも下を向いて、話かたもボソボソ。
暗い顔をしている私が、クラスでイジメに遭うのは当然だと思ったそう。
「アンタみたいなシケた顔をしてたら、そりゃアタシでもいじめたくなるわよ。だいたいね、イジメに遭うのはいじめられた側に問題がある!」
母はたたみ込む様に、そう言って「冗談じゃないわ」と吐き捨てました。

その時、思ったのです。
将来、子供や家族が誰かから批判されるような事があったとき。
何が原因でも、私は死ぬ気でその人の味方になろう!

この気持ちをずっと強く持って生きて。
出会ったのが、冥王星が強く影響をあたえた2010年の出来事でした。
夫がうつ病になり、職場の上司から矢継ぎ早に電話が掛かってくる。

その時、誰かにこう言われた気がしたのです。
「おまえさ、昔。ああ言ったよな、じゃあ旦那を死ぬ気で護ってみな!」

その時、きっと冥王星の監査入っていたのでしょう(笑)
間違い無く、私の脳裏には、私を徹底的にけなした顔母の顔が浮かんでいました。
「今なんだな。私が誓ったあれを実行するのは」と思ったのです。
面白いものです。

そして、前回書いた。
バイクで転んで大けがをしたときの話も同様です。

高校時代、私は通学途中に車にはねられました。
余りの痛みに動けず、倒れていると。
車の運転手がおりてきて
「大丈夫?急いでるから」と声だけ掛けて逃げてしまったのです。

かなり酷い怪我でしたが・・・。
幸い当たった場所が服の下に隠れる場所で、見た目には分からない状態でした。※完治に数ヶ月かかっています※

私は車にはねられた不注意と、犯人に逃げられたこと。
そして、経済的にギリギリなのに医療費が掛かることを母に叱られる事を恐れ。一切、母に伝えずに自力で治しました。

結婚後に、スクーターで砂利の上に乗り上げて転んだ時。
高校時代同様に、不注意でスクーターで転んだ事を夫に怒られるのではないか?その不安が最初によぎりました。ちなみに、50ccでは無く大きいやつ。
一応、普通二輪持ってますから。ふふふ。

転んだ拍子に、私はスクーターの下敷きになったので(苦笑)
取りあえず、何とか自分で車体から抜けだし。
車体を起こして、路肩にとめ。

ミラーで顔を見ると、ヘルメットは割れて、鼻と口から血が出て。
「あははは、こりゃヤバイ」
本気で焦りました。

でも、頭の中は
「どうしよう、バイク壊しちゃった。怪我した、怒られる」でした。
実家で培った卑屈な根性が、まだ支配していたか分かります。

バイクを置いて、救急車呼んだら駐車違反で警察に怒られるかも。

後で、バイクをレッカー移動(?)させるのも、お金掛かりそう。

ここで、私はこれからどうしたらよいか判断できず。
仕事中の夫に電話を掛けます。
「どうしよう、バイクで転けちゃった」
電話に出た夫は「バカ野郎!仕事中に電話してくるなって言っただろう!バイクなんて、引きずって帰れ。勝手に病院でも行ってこい」と電話を切りました。

まあ、今思えばですよ。
電話してこられる→大したこと無い→自分でどうにかしろ大人だろ。
こうなるでしょう。

普通の人の思考回路だったら、直ぐに救急車を呼ぶ一択でしょうけれど。

私は過去のトラウマを引きずっていて、自力で何とかしなくちゃ。
これしか、頭に浮かばなかったのですよね。

これも、冥王星の監査入ってますよね。
過去のトラウマ、そろそろ払拭しなさいよって言われていたのですね。

家庭4ハウスと、対社会7ハウス(夫の職場)を天秤に掛けて、対社会を取ったのです。だから・・・監査が通らなかったみたいです。冥王星監査事案。

だって事故の後。
エンジンがかぶって、始動しなくなったバイクを引いて。
家まで泣きながら帰って、実家に電話をした私。
バカですね、直ぐに病院に行くべきでした。

事故の怪我と痛みで、全身震えが出て寒くて震えが止まらず。
私のしたことと言えば、実家の母へ電話です。

母は電話を受けてこう言いました
「それは大変、転勤も近いし。入院なんてなったら、旦那さんにも、職場にも迷惑を掛けるから。焼酎でも飲んで、体を温めて横になってなさい。
その内、寝てれば旦那さんも帰ってくるでしょう」
母もそうやって今まで来たのでしょう。

何たって、私が幼少期に酷い肺炎になり。
主治医が「入院させないと、娘さんは死にますよ!」と言われても・・・。

「家は、お金が無いんです。この子の為に、家族を飢えさせる訳には」と、自宅に連れ帰って寝かせた人なので。

今思えば、母が怖かったのは舅と姑に子供を肺炎にするなんて!と叱られる事だったのかも知れませんが。どちらにしても、少しずれてます。

話しを戻しましょう。
事故の後、腕も変形し。
顎をアスファルトに打ち付け、骨に近い所までえぐれ。
膝は曲がらない程に、紫に色が変わっているにもかかわらず。
「今、病院に行ったら入院させられる」と。
骨が曲がった状態で治したというアホな我慢をし、転勤に伴う引越をしてしまった私。その後も、冥王星に監査を入れられて当然でしょう。

この事故で、数年腕の可動域が狭まり。痛みが年単位続く事になりました。

そして、クライマックス。
夫の休職。
何があっても、大事な人の味方をする。
これは、どうやら一発合格を貰えた様ですし。夫婦の絆も深まりました。

ここからは、追試です。
マンション階段から落ちて、また怪我をします。
骨折をしたため、立つ事も出来ず。
這っていって、一番近いお宅に助けを求めました。
そうです!もう、人様に頼る事を覚えていたのですね。

でも、やっぱり夫と職場には迷惑を掛けられなかった。

救急車呼びましょう!と言われるのを断って。
2時間ほど、痛みが引くまで滞在させて貰い。

片足で、ぴょこぴょこと部屋に戻ると。
近くの総合病院の巡回バスの時間を調べ、事情を説明して。
そのバスで、病院に行くことにしたのです。

バス停にいると、運転手さんに連絡が行っていたようで肩を貸して下さり乗りこみ。総合病院の玄関では、看護師さんが車椅子を用意して待って居てくれました。

直ぐに、レントゲンなどの検査に入ることが出来て。
足の裏に、血が溜まっているのをみた医師に
「なぜ、救急車を呼ばずに自力で来たのですか!」と叱られ。

保険証を拝見したので、ご主人を呼びました。
相当焦られていたので、直ぐ来られると思います。

そう告げられて、鳩が豆鉄砲を食ったような顔をした為。
先生と看護師さんに爆笑されました。
どうやら、余程困った顔をしていたようです。

診察が終わる直前に、静かな病院の廊下を走る音と共に診察室のドアが開いて、真っ青な顔をして息を切らした夫が入って来ました。
「先生、家の妻は」って言っていた様な。

「大丈夫ですよ、骨折だけでした。他は打ってないので、気をつけて連れて帰って下さい。しばらく歩けないと思いますから、フォローしてあげて下さいね」と看護師さんがニッコリしていました。

この一件で、この人(夫)は怪我をしても怒らず。
心配してくれるんだ。頼っていいんだ。

私の考えが変わりました。
ざ・冥王星事案。アザースでした。

まあまあまあ、こうやって冥王星は良くも悪くも強制的に監査を入れて。
悪い所は、徹底的に修正をかけていくようです。
少々手荒な所もありますし、そりゃ大変な事も多いですが。

こうでもしないと、絶対に治らんぞ。
という凶悪な部分でも、キッチリ治してくれる。
スパルタな愛情を振りまいた星の様に感じています。

やっと、やぎ座を去った冥王星。

次は、私の金星と木星の入った8ハウスにお出ましです。
年齢的に、両家の相続や親の介護に問題が出てくる頃。
早速、介護問題が勃発していますが・・・。
まだまだ、序の口。

ゆっくり、今度は金星事案と木星事案(どんなんだ?)と戯れようと思っています。水瓶座に太陽や月がある皆さん。
一緒に、冥王星水瓶座時代を頑張りましょう!

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やまゆき
大変光栄です!ありがとうございます❤️