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戸籍の事項欄の見方
今回は、戸籍の抜けを探したお話と、抜けを探している際に事項欄の大事さを知ったお話をしたいと思います。
先にお断りしておきたいのですが、戸籍の実際の画像で説明をしたいと思っています。白塗りをして、極力直系尊属のみを使いますが。
完全に個人情報を保護することは不可能です。
ですので、途中から(戸籍を使う場所から)有料記事とさせていただきます。少しでも参考にしたいと思われましたら、申し訳ございませんが。
戸籍を保護する意味で、記事をご購入戴けたら嬉しいです。
どうぞ、よろしくお願い致します。
戸籍というのは、ご存じの通り『出生から死亡』まで連続して存在しています。破棄されていなければという大前提の上でですが。
ちなみに、良くある例が戸籍の様式が変わった後。
家族に変化が無いからと、古い戸籍を使い続けた例と。
家族に変化が無くても、様式が変わったので新しい戸籍にした。
という2パターンです。
一般的に、役所の戸籍担当者の考え方は
「出生から、死亡までの相続で関係のある出来事の把握」を掴む為に戸籍は出すもの。という考え方です。
ですから、同じ役所の管轄内で転籍をしていても『相続には影響が無いできごと』として処理されます。ただし、親が死亡して追跡している本人が戸主(戸籍の筆頭者)となった場合。は『相続に関係がある可能性のある出来事』として扱われるそうです。
他にも、明治19年式→明治31年式と確かに正しく取れている様に見えるものも。事項欄の記述を見て見ると、実は連続性がない事があります。
もう一つは、明治19年→明治31年式となるはずが・・・。
突然、大正4年式に飛んでいる戸籍。
家族の異動が無いと、時々19年式を延々使い続けている場合もありますが。
役所に尋ねてみると、明治31年式が存在することがあります。
「なぜ、間が抜けているのでしょうか」と尋ねた所。
「記載が全て同じだからです。同じ記載の戸籍なんて不要ですよね」
と・・・お役所の言い分も尤もなのですが。
これ、取得しておかないと実はとても勿体無いことがあります。
役所の言う「何も記載が変わらない」は、人の出入りが無いだけのお話ですから。時々、31年式の事項欄にしか書かれていない内容があったり。
明治31年に親の欄に書かれていた内容と、大正4年式の親の欄が違うことも。えっ・・・って思いますが。お生まれが、江戸期の方に多いです。
まあ、家系を調べている立場からしてみたら。
現存する全ての戸籍を集めたい訳ですし。
目を皿のようにして、虱潰しに探したい所です。
もっと言うと、家族の動向が事項欄を繋げていくと見える事が多いです。
事項欄が余り充実していない戸籍もありますが。
私の実家の戸籍にように、事項欄が充実していると家族の動向が掴めて大変面白いのです。
その辺りも、実際の戸籍を元に、たっぷりと見ていただきたいと思っています。言葉だけでは、伝わらない所が伝わるのではと思います。
さて・・・ここから先は、有料パートになります。
最初にお願い致しました通り、実際の戸籍で我が家の事例をご説明します。
もし、参考にしたいよ!という奇特な方がいらっしゃいましたらご購入戴けたらと思います。
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