イライラしたらどうしたらいい?こどもに伝わる「大好き!」
どうしてもイラついちゃうことあるよね
こどもの相手(世話)をしていると、少なからず”イラっ”とする瞬間は誰にでもあるもの。親だって、一人の人間。正解なんて知らないし、こどもも一人一人違う。その時に、どう対応するか、親の言動一つでこどもとの関係、自分の罪悪感が変わってくる。
アンガーマネジメント
近年よく聞くワード。
アンガーマネジメント協会によると、アンガーマネジメントは、怒らないことを目指すものではなく、違いを受け入れ、人間関係を良くするトレーニングのことらしい。
✖ 怒らないことを目指す
○ 怒る必要のあることは上手に怒れ、
怒る必要のないことは怒らなくて済むようになる
わたしもよくあるのが、
”なんであの時、あんなに怒ってしまったのだろう”
”あんな怒り方しなくてもよかった”
”言い始めたら止められなくなってしまった”
など、怒る必要のなかったことへの後悔。
たかが生まれて数年(片手)のこどもに、何を必死になっていたのか。
そんなことになるべくならないよう、自分とこどもの人間関係が良くなるようなトレーニングをすることがアンガーマネジメントらしい。
と、先日参加した子育て講演会(市が主催)で聞いた。
そこで、こんな本を借りてみた。
この本で印象に残ったことは、
10のうち、9できなかったとしても、できた1をほめる(そうすると、じぶんもやればできるんだ、と自己肯定感があがる)
ありがとうが言える子に育てたいなら、少しのことでも「ありがとう」と伝える(してほしい行動は、まず親が手本をしめす)
叱りすぎると、失敗を隠し、うそをつくようになる
「泣いちゃダメ!」とこどもの感情表現を禁止して抑え込むと、自分の気持ちを表現してはいけないんだと思わせてしまう(思春期や青年期に爆発する)
決して押し付けではなく、多方面からの考え方、なるほど、そういう視点もあるな、と自分の体験経験に重ねながら読み進められました。
こどもも親を馬鹿にして反抗しているわけではない、親もこどもが憎くて言っているわけではない。親子関係が良好に、そして信頼で結ばれる関係が続くといいなと。
完璧な親はいないし、そんなことを目指そうとは思わないけど、自分は親に愛されて育った、親は自分のことをちゃんと見てくれている、そんな風に将来思ってもらえたら嬉しい。そして、もっと愛情をかけてあげればよかったという後悔をしないように、1時間、1日、1週間を重ねていきたい。