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リーダーって難しい。
こんにちは。山吉です。
今日はHSPで繊細な私がリーダーを務めて、感じた事や大変だった話をしようと思います。
私は高校生の頃、部活のキャプテンを務めていました。
私は人一倍おせっかいで、自分で言うものなんですが面倒見が良い方なので、その事もあって多数決で私が立候補されました。
部員は大体20人弱、多い時は30人ほどいたチームでした。
私は小学校、中学校とずっと副キャプテンを務めてきたので、正直キャプテンが務まるか心配でしたが、初めての事に興奮していたのも事実です。
しかし、私は昔からHSP気質で、繊細に物事を考えてしまうタイプ。
もちろん高校生の時もそんな性格でした。
そんな私が、高校生ではありますが組織のリーダーになって、その経験から学んだ事、大変だった事はいくつもありました。
その中で特に大事だと思った経験を3つ書きたいと思います。
まず1つ目は
怒らなきゃいけない。けど、怒れないの葛藤が苦しい。
リーダーとして、褒めると時は褒める、怒る時は怒る、
このメリハリは大事だと当時から考えていました。
ただやはり繊細な私は、怒る際に
「嫌われたらどうしよう」
どうしてもこの考えが頭をよぎります。
多分HSPじゃなくても、嫌われるのは誰でも怖いと思うんですけど、
でも私の場合より一層、普段の態度とかを深読みしてしまうようになるんです。
「ちょっと冷たい感じなのはこの前注意したからかな。」など。
でも、自分自身が今までキツく怒られたけど、それでも大好きな先生や先輩ってどんな人だったろう。と考えてみた時、
怒る時と怒らない時のメリハリをきちんとつけてくれているな。と思い出しました。
怒らない時には普通に接してくれて、怒る時は正当な理由で叱ってくれる。
これで逆に嫌われた時は、相当の捻くれ者だと思います。
なので怒る時はきちんと怒る。それをいつまでも引きずらない。
ぎこちなかったかもしれませんが、意識して取り組みました。
これは非常に良い学びだったなと今でも思います。
2つ目は、部員全員と平等にコミュニケーションを取る事です。
これはかなり意識してやっていた事ですが、大事な事だと思います。
リーダーが、AとBにはいつも話しかけるけど、Cには全く話しかけない。
これは非常に良くない事だと思います。
Cは間違いなく傷つき、リーダーに付いていきたいと思わなくなります。
これは実際私がCの立場になった事があるからこそ、強く理解している事です。
やはりチームには明るい人から暗い人まで、色んなチームメイトがいました。その中には、上手さの差もあります。
部下や後輩からすると、上司や先生、先輩からの少しの声かけや気遣いは相当に嬉しいものだと思います。
少なくとも私はすごく嬉しかったタイプです。
自分の器とは関係なく、私は一応チームのリーダーとして権威を持っていたわけなので、その立場の自分がきちんと平等に接する事に意味があると思っていました。
3つ目は、士気を上げる大変さです。
これは私が最も不得意だったものです。
よくチームミーティングで、リーダーや監督がチームに檄を飛ばして士気を上げるシーンを見た事があるのですが、あれは中々出来るものじゃないなと痛感しました。
なぜなら、他人の目を気にするあまり「恥ずかしい」という気持ちが勝ってしまうからです。
またその「恥ずかしい」という気持ちの奥には、「どう思われるかな」という心配もあります。
そんなこんなで、私はチームの士気を上げるのが下手でした。
でも士気を上げるのはリーダーの役目。
リーダーだからこそ、上げられるものだと思っています。
私はキングダムという漫画が大好きなのですが、そこに登場する将軍は何万人の兵士たちに向かって檄を飛ばして士気をあげます。
当時は恥ずかしさを持ちながらやっていましたが、キングダムを見てから、そう思う必要は一切なかったなと反省しています。
高校生の時にキングダムを見ておけば良かったとも少し後悔しています、、、
ただリーダーという経験から、その難しさを知る事が出来ました。
今回も長くなってしまいました。
リーダーという経験はしようと思って出来るものではないので、非常に良い経験をしたなと思っています。
ただ今後の人生で、もしかしたら誰かの上に立つ時がある、かも、しれないのでその時はこの経験を大いに活かして、最高の将軍になりたいと思います。
最後まで読んでいただき有難うございます。