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男の子が生まれた家族に「生前対策」は必要ない?

毎日更新ブログ110日め

あんしん老後と幸せ相続
実現します!

笑顔をひろげる司法書士事務所
ともえみの
やまより(山口良里子)です。


上野動物園のパンダの双子の赤ちゃんの
性別がわかった!!

子ども1がオス!
子ども2がメス!


やったー
初の男の子!誕生

「フツーのパンダ家族」であればあるほど
「生前対策が必要」と
前のブログで書いたけど

「長男パンダ」が生まれたんだから
「結局、生前対策なんていらないのでは!?」


これからは、
「長男パンダ」がしっかり
「実家の跡継ぎ」となって

かわいいお嫁さんをもらって
いずれは親と同居して

リーリーパパぱんだと
シンシンママぱんだの

老後の面倒も
みてくれるから

安心だね!


ということにはならない!


長男が
親の老後や死後のこと
家族すべての責任をもち
すべてを相続していたのは、
「戦前」のこと。


「戦後の民法」では、

男の子も
女の子も

お嫁にいった子も
いっていない子も

同居して親の面倒をみている子も
みていない子も

子どもはみんな平等。


「誰が親の面倒を見て
誰が実家をひき継ぐ」という
決まりはない。

だから、

もし

「後のことは長男に任せたい」とか
「長男が面倒みてくれると言っている」とか
いう場合は、

長男に「権限」を
与えておいてあげなければならない。

そうでないと
たとえ「長男」であっても
「何もできない」


「しっかり者のお姉ちゃん」が
「パートをしながら親の世話」をしてもいいし

「バリキャリで独身の末の娘」が
「親の近くに住んでキーパーソン」
として動いてもいいし

「長男」が
「二世帯住宅を建てて親と同居」して
「長男のお嫁さんが親の世話」
をしてくれてもいいし

「きょうだい3人」で
「手分けして協力して面倒を見る」
つもりでいたりしてもいい。


しかし、

「親がそうしてもらいたい」
「子どもがそうしたい」ということを

しっかり「見える化」しておかないとダメ。


「そうしてあげたい」という
テレパシーは見えないし

「親から頼まれていた」という
口約束があっても、
誰にも信じてもらえない。


親のこれから、死後のことを
「誰に」
「何を」
「どう頼んで」
「どう引き継ぐのか?」

親が元気なうちに
「決めておいてもらう」

終活スタート②家族で


そして、それを

「遺言」や
「家族信託」といった

法律の制度で
「見える化」しておく。

生前対策「制度いろいろ


そうすることで
親に何かあったとき

頼まれた人が
頼まれたとおり

親の希望を
実現していくことができる。

令和の時代の
家族のカタチはいろいろだ。

親のこれからや死後のこと

誰が
何を
どうするのか?

決まりはない。

だからこそ

より柔軟に
それぞれの家族の希望を
実現できる「生前対策」
が必要なのだ。


「きっとお兄ちゃんがやるだろう…」
「どうせ私の役割よね…」
「いずれ僕がなんとかせねば…」
「みんなで協力して乗り越えたい…」


どんな希望も
思っているだけでは実現しない。


「生前対策」で
「見える化」する方法が
イロイロあること


覚えておいてくださいね

ではまた明日。

いりぐち

最後までお読みいただきありがとうございます。
このブログで掲載する事例は、すべてフィクションです。 

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