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99歳の母。子どもが既に認知症。そんなときどうする?

毎日更新ブログ569日め

あんしん老後と幸せ相続
実現します!

「家族の終活」コンダクター

笑顔をひろげる司法書士事務所
ともえみの
山口良里子(やまより)です

親のこれから、死後のこと
自分のこれから、死後のこと

なんだかチョット
気になるあなたのために
毎日ブログを書いてます

「認知症サポーター養成講座」
実施報告をアップしました!

満員御礼

30名の方に
お集まりいただき
大盛況となりました


質問コーナーも
たくさんの手があがります!

【お客様の声】

大変ためになる講座でした。どうも有難うございました

具体的な7つのポイントもとてもわかりやすかった

基礎的なことがよくわかりました。ありがとうございました

後半はワークショップ的で大変よかった

何気ない言葉に私も救われることがあります。私も心がけようと思った

認知症の方の気持ちを理解することができた

レクチャーのみでなくレクリエーションもあり、非常に聞きやすい講座でした

さりげなく支援する人間の杖 という言葉が心に残りました

こんなコメントもありました

父が認知症なので
サポーターの方が
町の色々なところにいてくださったら
心強いです

認知症は誰にでも
起こりうる身近な病気


基本的なことを
学んで
実践していけたら
いいですね

認知症サポーター養成講座のテキストより

家族や
まわりのい人が
認知症について
正しく理解し
対応の仕方を知っていると


認知症の方も安心して
過ごすことができ
症状が軽くなったり
進行がゆっくりになったりします

そのうえで
切っては切れない
お金の話


「生前対策」も
検討してきましょう

家族の心の余裕が
本人の安心につながります


たとえば

99歳のお母さんと
「既に認知症」のお兄さんを
お世話しているA子さん

お母さんが他界したとき
子どもが既に認知症だと

遺産分割協議ができず
お母さんの財産が「塩漬け」

・銀行預金がおろせず葬儀代や病院代が支払えない
・不動産が売却できずに空き家のママ放置


それまで
お母さんのお金で
認知症のお兄さんの
お世話もしていた
A子さんは
たちまち困ってしまいます


こんなときは
早め早めの
「生前対策」が必要です


お母様が
元気なうちに
「生前対策」をしておくことで

お母さんが死んだとき
たとえ
「子どもが認知症」だったとしても


お母さんの財産を
「スムーズに引き継ぐ」ことができ
「兄のためにも使える」といった
解決が手に入ります


逆に
お母様より先に
兄が他界したら?

兄に子どもがいないとき


兄の相続人は
99歳の母!!!


母には
まだ認知症はでていない
としても

99歳のお母様が
兄の財産を引きついで


それらを
管理・処分していくことは
かなりハードルが高いです

兄と母の財産が合算されて「A子さんに引き継がれる」となると‥‥相続税も心配?!

兄から「引き継いだ財産」も
もともとの
「お母様の財産」も
両方「塩漬け」になるリスクは残ります

・銀行預金がおろせず介護や病院代が支払えない
・不動産が売却できずに空き家のママ放置
・さらに、相続税の心配もでてくる??


こんな場合も
生前対策が有効です

「家族の誰かが認知症」
そんなときは

早め早めの生前対策

覚えておいてくださいね

ではまた明日