ヤマメ

標高900mの福島県檜枝岐村で年子育児しながら暮らしている主婦の忘備録です。

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標高900mの福島県檜枝岐村で年子育児しながら暮らしている主婦の忘備録です。

最近の記事

芋まきと農村歌舞伎と熊飯

標高900mあるこの村では、5月12日のお祭りが畑始めの目安となっている。 まずこの村の人たちは芋を蒔く。 今年は暖冬だったため雪解けも早く、例年よりも早めに芋蒔きした村人も多かったみたい。 畑に蒔く芋は、日の当たらない涼しい場所で芽出しという工程を経てその日を迎えるのだけれど、私は芋にまで手を回す余裕がなく開封せずに放置し続けていたため、 植え付け前日に開けた芋の箱の中身はモンスター屋敷と化していた。 ズボラが生んだアートである。 実は去年も同じことをした。 12日

    • たねまき

      今朝タネをまいた。 種は農協でてきとーに買ってきたやつ。 本当は固定種とか有機とかに興味あるけど、毎日慌ただし過ぎて調べる間もなかったから、 農協でてきとー、にブロッコリーなど 今年はセルトレイとかいうものに一粒ずつまいてみた。 下の子が生まれてから毎日が目まぐるしく過ぎていき、あっという間に一年が経った。 この間産んだばっかりなのに、もう歩いているのを見るとなんだか不思議な感じ。 人生で1番大変な一年だったかもしれない。  でも嫌な一年じゃなかった。 子供は親が本気

      • 畑始め

        4月のはじめに出産を終え、色々と落ち着いてきたのでかなり遅めではあるが育苗を始めました。 右も左も分からぬまま、猫の額ほどの畑を始め今年で3年目。相変わらず菜園計画など全くせずJAで目についた種を購入しばら撒いてみた。 あと、同じ奥会津に住んでいる友達が赤カボチャの種とその他にもいろいろ見繕って郵送してくれたので一緒に蒔いた。 蒔いたのは少し前の話で、少しずつ元気な芽が出てきている。 土を押し上げて出てくる芽を見ると毎年心躍ってしまう。   小玉スイカ 楽しみだなあ

        • コンポストと落ち葉拾い

          週末はとてもよく晴れたので、来年に向けて畑の土の準備をした。 初めてのコンポスト、夏の間せっせと貯めた生ゴミはすっかり発酵しきって嫌な匂いなんかは全然しない。 1番最後にゴミを入れた時には蓋に付くくらいパンパンだったけれど、ひと月くらいで半分くらいまで量が減っていた。 微生物の力というのはすごいなあ。 コンポストを外してみると、殆どの物が跡形もなくなっていたけれど、タマゴの殻だけ断面に残っていて面白かった。 しっかり蓋をしていたのに、堆肥のてっぺんにはカボチャの芽がひ

          駒ヶ岳が白くなった日

          今朝起きてみると部屋の中の空気がいつもより冷たく張り詰めていた。 窓を開けてみると会津駒ヶ岳の上の方が白くなっている。 そりゃ、寒いわぁ。 朝茶が一段と美味しく感じるわけだ。 尾瀬でも雪が降った様だし、あっという間に冬が来そう。 つい昨日まで半袖で過ごしていたのに、急いで衣替えしなければいけない。 とりあえず、寒さを凌げるあり合わせの服を子供に着せた。 ちょっとおかしいところもあるけど、今日はこれで我慢してね。 2日前に芋掘りを済ませておいて正解だったな。 霜に当たると

          駒ヶ岳が白くなった日

          尾瀬の麓のどん詰まりに嫁に行って、子育てしながら畑しようとおもう。

          尾瀬の麓のどん詰まり村に嫁に行って、子育てしながら畑ができることになったので日々の事をここに記していく事にしました。 私のことだから3日も続かないでしょうけど、 四季折々のさまざまな体験を忘れないようにしたいのでここに残していきたいと思い、このような形をとりました。 ご興味のある方は是非読んで行ってください。 同じような暮らしをされてる方は、是非アドバイスなど下されば私嬉しいです。 文章力はまるで無いので読みにくいかと思いますが、ただのメモだと思ってサラサラっと目を通し

          尾瀬の麓のどん詰まりに嫁に行って、子育てしながら畑しようとおもう。