なんかミニマムなゲームブック的なものを作りたい

なんか小さいゲームブック的なものを作りたい。ふと思ったそんな土曜日。作ればいいじゃん。

伝奇で恐怖で青春な世界に浸かりたい。

過去に遊んだゲームとか小説とか映画透過をぼんやりと思い出す。思い出すがままに単語を書き散らす。そしてプロットを適当に書き並べる。ゲームオーバーをリストにする。

イロイロと膨らんできた。でも、今日中にアウトプットまで持っていきたい。必然的にミニマムなモノなる。あるいは、壮大な計画の最初の話という位置づけか。

アウトプットをどうするか?紙媒体が理想だが、それはそれで面倒くさい。アウトプットをある程度想定しないとフォーマットが定まらない。「小説家になろう」とかに投稿するのをゴールにするのもありかも。

ギガジンに「Twine」というツールが紹介されていた。良さそう。

そんな流れで「不連続殺人事件」 坂口安吾、を見つけた。ちゃんと読んでいないが面白そう。青空文庫なので無料で読める。https://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/42626_60035.html

ゲームブックは選択肢だけがいい。鉛筆や消しゴム、足し算引き算はしたくない。一気に冷める。
ゲームブックのエンディングの使い回しは好きじゃない。あぁまたその番号に飛ぶのかと思うと冷める。
作るのは大変なのだが、毎回別の場所にたどり着きたいのだ。

諸説あるが、いま考えているお話のミニマムの構造は、謎の提示、その回収だ。読者の興味を掻き立て、先を読ませて、満足させる。
ところが、ゲームブックは興味を掻き立てられても、それが回収されない場合がある。そこに沼がある。読んでいないルートがあるんじゃないか?という疑念。最高だ。

先人に学ぶ、経験に学ぶというか、「小説家になろう」にゲームブック的なものはあるのだろうか?
あった。

https://ncode.syosetu.com/n1799m/1/

他にもあったが、これくらいのボリュームというか、このフォーマットは気楽で良い。二人称の小説である。「君はたたかった!」的なのが二人称らしい。言葉は知っていたが読むのは初めてだったかもしれない。
今回は、「伝奇で恐怖で青春な世界に浸かりたい。」という欲望があるので当然一人称で考えていたし、かまいたちの夜とかだいたい一人称だったきがするので、一人称以外は考えてなかった。しかし、ゲームブックの世界は二人称が結構ありそう。ゲームマスターがいる感じだ。そういえば、江戸川乱歩の小説も、読者諸君!的な著者の存在がある。文字の羅列にも関わらずいろいろあるものだ。

大枠のイメージができたので、とっとと書こう。

ということで、書きました。https://note.com/yamayatakeshi/n/n03ee32db4e1f

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