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背中を押されるということ
ちょうど大会のエントリーを止める理由?いや理由じゃないな、どう考えても言い訳。
逃げるための「言い訳」をいろいろと考えてしまっていたまさにそんなタイミングで、その自分の気持ちを見透かされたように届いたのがこのメッセージ。
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そう言われているようで心底ドキッとした
直前に新潟で開催されたあるウルトラマラソン大会を観戦応援に行って、季節外れの暑さの中を一生懸命に頑張っているランナーさんたちを観てモチベーションが上がったのは事実。
それは否定しない。
ただその盛り上がる気持ちとは裏腹に、当時全くと言っていいほど長い距離を走っていなかったこともあり、
「え?こんなふうに頑張る自信ある?オレ。苦しくても痛くても耐え抜く覚悟ある?今の自分に100キロなんてもうちょっとムリだろ?」
というクソ弱気な感情が、頑張るぞというモチベーションと同じくらいかもしくはそれ以上の勢いで湧き出てきてしまったのも確か。
「頸椎ヘルニアがまた悪化してきたから〜」とか、「やっぱり来年はマスターズの短距離やることにしたから〜」とか、「親類の結婚式が入っちゃったから〜」とか。
そんな今思うと情けないことこの上ない言い訳を考え始めていて、さらにいつそれを言い出そうかなんてことまで考えていて。
そんな時にラン友から届いたのが上のメッセージ。
え?なんで今その言葉?
バレてる?
やらない気持ちデカくなってるのバレてる?
え??どうしてわかった??
心拍数上がった。
体温も上がった気がした。
うわあ、見透かされてるじゃん😅
よし。
しょうがない。
こんな言い方よくないけど、しょうがない。
腹は決まった。
やるしかないよな。
逃げてちゃダメだよな。
自分で心に決めてたしな。
何年も前に約束もしたんだもんな。
そしてずっとそこに向けて励ましあってたんだもんな。
よし。
2022年10月9日に向けて。
本当に気持ちの上で覚悟を決めてスタートをしたのが、2021年10月6日。
メッセージもらった日。
背中を押されるってこういうことなんだなって強く感じた。
ネガティブな気持ちってわかる人にはわかっちゃうんだな、ってことも。
そして一年後に感動の一日を味あわせてくれることのキッカケになった、遠くから思い切り背中を押してくれたあの最高のメッセージには、ただただ感謝しかない。