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【44歳の北海道】2011年8月14日の事 サロベツ〜秘境駅経由〜上富良野

2011年8月13日のことを書いてきた。というか13年前に旅から戻ってすぐに、13日と前日の12日の事はある程度の文章に残してあった。
ところが翌14日以降のことは……
ここまでの旅の様子はこちら↓

前夜はサロベツの宿「あしたの城」で(当日宿泊にもかかわらず)美味しい鍋をいただき、同宿者と旅のよもやま話を楽しんだ。

朝起きて「あしたの城」の庭でサロベツ原野を眺める

そしてこの日は宿を出て南下した、っぽい。
「っぽい」というのは正直に言うとすでに旅の詳細経路をほぼ忘れてしまっているのだ。
旅から戻ってすぐに書いたはずの14日と15日の旅日記がどこにも見当たらない。
その後の2回の引越しで紛失したか、どこかの段ボール箱に眠っているのか。


そんな理由から残っている写真を見て地図を確認し、
「あーそうそう!ここ行った!」
「そうだ!このルート走った!」
といった感じで朧げな記憶を脳内から引っ張り出し時系列で書いていこうと思う。


8/14 6:07
起床は6時前。旅の朝は早い。

「あしたの城」の庭から見たサロベツ原野
ただただ広い

8/14 8:29
宿を出て1枚目の写真はJR宗谷本線の勇知駅。秘境駅が好きなのでこの時も道中でいくつかの駅に寄っている。

JR宗谷本線 勇知駅
北海道特有の貨車駅舎

8/14 8:47
次に寄ったのは2つ先の徳満駅。
残念ながらこの日から約10年後の2021年3月13日に廃駅となった。

徳満駅はプレハブ駅舎
隣りの豊富駅と並んで縁起のいい駅名で知られた

8/14 8:51
徳満駅からほど近い宮の台展望台。
駅はもちろんだけど展望台にも誰もおらず。
お盆休み期間なのにね。

宮の台展望台
右の牛は置き物
遠くにオトンルイ風力発電所の風車も見える

8/14 9:45
展望台を出て南へ向かい北緯45度通過点のモニュメント通過。
Googleマップ見たんだけど今は新しいものに変わっているっぽい。

道道121号線で北緯45度を通過

8/14 10:05
道道と国道をつないで宗谷本線 雄信内(おのっぷない)駅。
13年後の2024年も現役だけど2025年春に廃駅となる見込み。駅前は廃墟だらけでもちろん誰もおらず、ちょっとした恐怖を感じるくらいの雰囲気。

雄信内駅
歴史を感じさせる立派な駅舎

8/14 11:12
国道40号線の岡穂内橋で中川町から音威子府村に入る。

中川町のカントリーサインは
首長竜とアンモナイト
恐竜の化石がよく発掘されるらしい
音威子府村のカントリーサインはトーテムポール
木材の加工品の産地らしい

8/14 11:17
宗谷本線 筬島駅。
貨車の劣化が凄まじいけど2024年現在も現役バリバリ。

筬島駅舎は勇知駅がきれいに見えるほどの
寂れ感がスゴい

8/14 12:18
美深市街地から国道275号線で朱鞠内湖を目指したんだ。(←記憶が甦る笑)
美深峠を越えて。

美深峠 標高443㍍

8/14 12:19
で、美深峠で美深町から幌加内町に入る。

美深町のカントリーサインは
町の名産キャビアからチョウザメ
幌加内町のカントリーサインは
最低気温-41.2°の記念碑

8/14 12:36
幌加内と言えば蕎麦。
蕎麦畑を抜けて朱鞠内湖へ。

あちらこちらで白い蕎麦の花が満開
朱鞠内湖は展望台からはほとんど見えず
周囲の道路からもなかなか見えない

この後は幌加内町の中心辺りでかなり年季の入った(ちょっと汚い笑)お店で昼メシとしてそばを食べたのは覚えている。
写真がないので店名も場所も分からないけど。


その後はまったく写真がない。
でも道道72号線の旭川幌加内線を走って旭川市街に出た記憶はある。
そしてイオンだったかなぁ、駐車場に車を停めて宿探し。上富良野の「旅の宿 Mr. GNU」に予約を入れて向かったんだな、確か。

かけ足で辿るそんな2011年8月14日の出来事。

続く

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