鵜飼すごい。
どうしても鵜飼がみたくて
行ってきました、岐阜。
夜の長良川。
川上から鵜の鳴き声と、
鵜匠の歌声が遠くに聞こえ
ゆっくりゆっくり近づいてくる。
火の粉をまき散らす真っ赤な篝火
川面に映りゆらゆら揺れる炎
幽玄の世界を彷彿とさせる
独特の雰囲気
去っていく船をとともに
夢から覚めて現実に引き戻されたような
何とも言えないもの悲しさ
まさに、松尾芭蕉の句
『おもしろうて、やがてかなしき鵜舟かな』
この中にすべて言い表されている
すごいな、松尾芭蕉。
私の中では
能を観たあとに近い
ジワジワくるあの余韻
すき。
名優チャールズ・チャップリンは
2度鵜飼見物に訪れ、
すばらしいと大絶賛したそうな。
1300年も伝統が受け継がれていることに
感動…
体感できてほんと良かった。
また行こう。