在日ブラジル人向け日本国内ブラジル店舗マップをみつけるまで
0.BENTOU
表題の地図を見つけたのだ。サイトに日本語はなく、デザインも日本のサイトとはかけ離れてていい。ポルトガル語ができない僕にとっては木の下を掘ってみたら宝の地図が手に入ったような、そんな嬉しさがあった。
見つけたプロセスを書いていこうと思う。なおもっとスマートな方法はいくらでもあるが、そこは思考方法だと思ってみてほしい。
1.群馬・大泉
ブラジル人街として有名な群馬・大泉訪問にさかのぼる。大泉には2回行っている。ネットフレンズとわいわいいった10月の1回目。海外旅行が好きで慣れている僕と皆さんだったが、最初に行く街とはいうのは日本も海外も一緒で左も右もわからず、ざっくり雰囲気だけつかんで満足した。楽しかったさ。
2回目が1人で行った12月。1回目ではなんとなく大泉の雰囲気はつかめたが、2回目は自らマッピングするように動いた。新たな発見がたくさんあり、これまた楽しかった。
ここでアサイーのドリンクチェーン「アサイーヤ」を見つけ休憩し、アサイードリンクを飲んだついでパンフレットを持ち帰った。
2.浜松
ブラジル人街として知られる浜松に先日(3月)行った。ここでブラジルスーパーほか、何店か見つけて本人的には当日は満足だった。しかしやはり後日振り返るとビギナーズラックというか発見の粗があったなあと振り返る。粗はあるものだから後悔はしていない。
確かにこの店は比類なき広さだったし、日本の入管対策やらなんやらでブラジル人が行き来することは減り、長期滞在者が増えているので、ブラジル店舗のニーズが減ったと解釈もできるが、いやいやどこかにあるんだろうという気持ちは消えなかった。google mapで確認できるが、中にはgoogle mapでさえ発見できない店があるのは体感的に知っている。
3.ミネイラの伝統
机上にたまたま群馬のアサイー店のパンフレットが置かれたままだった。そうだあったな、と目をやると、浜松店があることに気づく。アサイードリンク店があるということはその周辺にブラジル人コミュニティはあってもおかしくない。
そこで浜松のアサイーヤを探すと、おそろしく低評価のブラジル料理屋があわせて出てきた。ブラジル料理「ミネイラの伝統」。こんなんわからんがな。
4.そしてサイトへ
や、まてよ。住宅地の中にある「ミネイラの伝統」を在日ブラジル人が知識として口伝えで共有しているわけがない。なんか知る手段があるんじゃないか?と「mineira hamamatsu」で検索したところ、この食堂を紹介する見慣れないポルトガル語サイトにたどり着く。それが冒頭のこれだ。
これでこの地図サイトをベースに下手したらGoogle mapにすら登録されてないか、到底ブラジル商店やレストランと思えないような名称の店に行けるようになった。
それにしてもやはり北関東から岐阜にブラジル人向けの店は集中してるなと再確認した次第。
5.応用
南米といえばブラジル(ポルトガル語)ほか、ペルー(スペイン語)からも多くの人が日本に住んでいる。じゃあペルーの飯屋リストは?
2回目の群馬・大泉のところですごいアウェイのペルー料理あったじゃないですか。その店名を検索してみてくださいよ。
さらに日本の外国人商店で、日本での販売許可を得てない謎商品を得た場合、当初の僕のようにレアなものゲットしたぜとばかりにげへげへ笑っているだけでなく、その商品名を検索すると、それを売っている日本の謎ECサイトにたどり着くゾ。
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