『ウアモウとふしぎのわくせい』ができるまで
様々な人が関わって作られた、絵本の魅力を届けたい...!
そこで、製本を担当してくださいました清美堂さんにお邪魔してウアモウ絵本がうまれる瞬間を見てきました!
清美堂さんは中ミシン上製本メインの製本工場です。
誰しも一冊は読んでいると思われる、福音館書店さんの絵本を数多く製本されている会社です。
化粧裁ち
今回は、表紙と本文の圧着をする製本の最終工程に立ち合いました。
まず「化粧裁ち」という工程です。本文の天地・小口を寸法にあわせて断裁します。
熟練の職人さんの無駄のない動き、あっという間に整えられていく本の中身たち。
上製イチョウ入れ
絵本『#ウアモウとふしぎのわくせい』ができるまで③
— YAMAVICO HAUS(ヤマビコハウス) (@yamavicohaus) September 11, 2019
つぎに、本の表紙に溝入れをし、
表紙と本文を圧着する「上製イチョウ入れ」という工程です。
出来立てほやほやの完成本が次々と流れでてくるのを見て、
やっと「絵本になった！」と実感が湧いてきました。 pic.twitter.com/1odAb9Sz0J
プレス機で糊付けされた表紙と本文を圧着する力は、なんと2トンです!!!!
表紙の特殊加工
絵本『#ウアモウとふしぎのわくせい』ができるまで④#UAMOU 絵本は表紙の特殊加工もあり、清美堂 @sebidou_bb の皆様が、長年の経験のもと慎重にすすめてくださいました。
— YAMAVICO HAUS(ヤマビコハウス) (@yamavicohaus) September 12, 2019
実際に丁寧に本と向き合い作っていらっしゃるお姿を拝見し、とても心強いなと安心した気持ちと感動でいっぱいの一日でした。 pic.twitter.com/VwEVAX4Ku9
さいごに(編集者より)
積み重なる絵本たち。
この瞬間に立ち会えて感無量です!
紹介しきれなかった工程でも、清美堂さん独自の方法で耐久性を追及していらっしゃいます。
長く愛されるためのこだわりが詰まった製本技術です。
このワクワクが少しでも伝われば嬉しいです!
おしまい