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【整体の極意③】笑凛棒の使い方、もっと詳しく!(インタビュー書き起こし)
東広島の整体院「笑凛庵(しょうりんあん)」さんへ、インタビューをするに至った経緯は、⇩下の記事をお読みください。この記事が、みなさまの参考になれば幸いです(やまのうえのきのこ🍄)
きのこ:前回もうかがったのですが、「笑凛棒」の使い方について、もう少し詳しく、具体的に知りたいです。
笑凛:たしかにね~。ホームページに、動画は作っているんだけどね。
(動画を見て)スッキリするって人は少ないかもしれませんね。なんでも聞いてください。
~どこを押したらいいの?~
きのこ:ありがとうございます。(笑凛棒で患者さんの体を押していると思うんですが、)あれは、「ツボ」を押しているのですか?
笑凛:ああ、ツボね。よくそう聞かれる。
ぼくもね、ツボ、知りません(笑)代表的なのは知っているけどね。(ツボとか)そういうのは知らなくて、押したいところを押している感じなんですよ。
きのこ:そうなんですか!
笑凛:もちろんね、どこを押していいか分からない時は、ツボの本を見てもいいし。「ああ、これ効くかもなー」って思って(押してもらったら)。 とにかく、押す動機が欲しいんだったら、ツボを目指して押してもいいし。
押してみたら、たまたま、ツボに行くことも多いと思うよ、「感」でやっていても。
きのこ:(ツボは体中に)たくさんありますもんね。
笑凛:そうそう。「なんか、しっくりくるなー」っていう時は、ツボだったりするかも。
きのこ:確かに、笑凛さん、よくこの頭の後ろの後頭部のあたりを押してくれますけど、ここってツボですよね。(「風池(ふうち)」というツボ)
笑凛:そうそう。ツボだと思う。
ただ、もう、正確に「ツボを狙おう」っていう意識はなくね。「まあ、この辺行こうかー」っていう感じで。
(ごしんじょうの先生からも、)ツボを押すように教えてもらってないんですよ。 本当はね、金の棒の先生に(押し方を)教えてもらったら、(棒で肌を)さする感じで、何かこう、「すべり」が悪くなるところがあったら、そこを押すらしいんですけど。
それが、いまいち僕「ピン」と来なかったので。「そんなに(ピンと)くるかなー?」なんて思っちゃって。そうしたら、押すところがなくなっちゃって。まあ、適当に押そうって思いましてね(笑) 適当に押しても、全然大丈夫でした。
きのこ:そうなんですね。やっぱり(方法は)人それぞれっていう感じなんですかね。金の棒の先生にとっては、「滑りが悪くなるところ」っていう探し方が良かったんでしょうけど。誰にでも当てはまることじゃないんですかね。
笑凛:そうだね。あれは、なかなか難しいと思いますよ。
きのこ:ちょっと素人には無理みたいな。
笑凛:僕が頑張っても、まあまあ無理だったので。
きのこ:なるほど、そうなんですね。それよりは、適当にやる方が良いと。
笑凛:そうそう。開き直ってね。
気分が良いですからね。適当にやる方が。「ここかなー?」って迷いながらやるのは、もう、波動が悪いので。
「ここ、ちょっと…なんか重たい感じするけど、やるほどでもないのかもしれない…(迷う)」とかね。そういう波動を持たずにやった方がいいんですよ。
きのこ:なるほど。じゃあ、ツボの本を調べて押すにしても、「ここ、本当に合ってるかなー?」とか思うよりは、「ここに違いない!」と思って押す方がいい、と。
笑凛:そうそう。とにかくね、迷ってやっていると、それがもう良くないっていうのは、感覚的にあります。
きのこ:迷ってやっていた時期は、あんまりお客さんにも効果がなかったということですか?
笑凛:そうよね。なんか、違うところにエネルギーが行っていたのか…。
自分の頭の中で、「相手に関心(が向く)」っていうより、自分の矢印が内側に向いて、外側に施術してあげたいのに、外に良い影響を与えてあげたいのに、内に入ってしまって、良いものが出ていかないっていうね、感覚は(ありました)。
きのこ:内省的な気分になってしまった、ってことですか?
笑凛:そうなんよ。まあね、何をやっていても、頭の中に色々(雑念が)浮かんできますので。「これで本当にいいのかな?」っていうのは、何の治療を習っても思うと思うんだけど。
僕も、「こないだ、あれ治らなかったな」っていう、難しいケースがたまにあったら、それと似たような(症状のお客さん)が来たら、「(治すの)難しいかもな?」なんて、頭の中で思うんですよ。
それを、手放す練習をして。頭の中に(雑念が)いろいろ来るけど、「放そう」って思って。(雑念が晴れて)「楽になったー」って感じでやり始めると、違う結果になります。
きのこ:なるほど、「難しいかもなー」と思いながら、施術をしている自分に気付く、っていう感じですか? 「難しい」と思わないようにする、というよりは。
笑凛:そうね、(雑念を)「放そう」って言っても、まあまあ離れませんから(笑)
ただ、「(棒で)押したところが正解」だと決めよう、という態度でやるのがいいかなって思います。一番ぐにゃぐにゃしないっていう。
実際、僕もそれでやっていて、それなりに結果出てますので、間違いないと思いますよ。「これじゃないと結果が出ない」っていうのがあるんだったら、もう手取り足取り教えてあげないといけないんですけど。
押す長さなんかも、「何秒ぐらい?」って聞かれたら、「まあ20秒30秒ぐらい」って言ってるんですけど、実際は、「もういいかな~」と思ったらいいです。
きのこ:なるほど。その時の気分で。
~笑凛棒の押し方の1番のコツ~
笑凛:そうそう。
コツはね、1番のコツは、これ(笑凛棒の使い方の)ビデオでも言っているんですけど、こう、遠くにね、こう…(棒を持つ)。
遠くにっていうのは、この皮膚が当たってるところを押しているっていうよりも、この下の机ね、机を押そうとして皮膚で邪魔されてるっていうか、
もう常に、(押される対象の)手がなくなると、もうシュポーンとこう(下に棒を動かす)。
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きのこ:もう、(棒が体内を)貫通しているみたいな。
笑凛:そうそう、貫通していく。
だから、(押している)この手がなくなったときに、ここで(宙で)止まっていたら、ちょっと間違っているっていうか。
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これ(押している手が)なくなったらやばいなって。(押している時の)気持ちは、地球の底まで、地球の中心まで、できるだけ遠く行こうとしている。だから、もうここ(押している所)に意識がなくて、もっと下の方を押している。
きのこ:どっちかっていうと、地球の重力とか、そっちの方を感じている?
笑凛:そうそう。なるべく遠くを意識すると、なんと、「ここでいいかな?」なんて思いません。もう、遠くを意識すると、(余計な)考えがなくなるんですよ。なんでか知らんけど、変な考えが飛んでこない。
(施術している方も)、なんかちょっと気持ちよくなってきて、目が「ほわーん」ってなってきたりします。遠く、遠く、遠く、ってね。
きのこ:リラックスしている状態ってことですか。
笑凛:そうそう。これを意識して、「どこでも押してください」って感じなんですよ。
きのこ:なるほど。(押している時の意識が大切なんですね。)
~「痛い」くらい押すのは正解?~
きのこ:自分でセルフケアする時って、押していて「痛い」と感じるくらいがいいんでしょうか?
笑凛:ああ、(お客さんでも)痛いって言うも人いるよね。
で、痛いのが好きな人もいるよね。痛い方が効く思っている人ね。
きのこ:そうですよね。でも、結局、痛いのって効くんですかね?
笑凛:うーん、痛い方が効くと思ってる人にはそうなんだよね。
きのこ:あー、なるほど。
笑凛:だから、あの…。
(アースが)ついていれば、(電気が)抜けますので。アースをつなげますね、こういうふうに。そうしたら、触れているだけでも、これをアースにつなぎますので、こうやってやると、測るとゼロになりますのでね(電気が抜けます)。だから、押す強さは好きにして、という感じではあるんですけど。
やる方がリラックスできるレベルであって欲しいなと思いますね。「ううん!!!」とかじゃなくて(笑)
きのこ:(笑)力任せにグイグイ押すとかは、違うんですね。
笑凛:そうそう。ぼんやり遠くに、っていう感じの意識で。ぼんやり、ぼーっと。呼吸も浅くならないようにね、「はぁー」って感じで。くつろぎながら、「はー、遠くに行けばいいんだな、遠くに…。 この辺も押しとくかー」って感じで。
押す長さも、「いいかなー」って思うところでいいんでね。まあ、10秒以上は押してほしい気はするけど、それ以上はもう自由にね、やってもらったらいいよ。
きのこ:なるほど。「30秒押さなきゃいけないけど、棒持っているのだるいなー」とか、「めんどくさいなー」とか思い始めたら、もう間違っている、ということですか?
笑凛:そうそう。だから、秒を言うの好きじゃない、本当はね。そうなっちゃうから。ただ、まあ、聞かないとやれないっていうのも、まあ、事実なのでね。
しっかりそれ(意識を遠くにして押すこと)ができるように練習したら、短くても(大丈夫)。僕も、30秒もやってないこと多いですから。ちょっと、最初は慣れていないから、(秒数を)多めに言っておこうかなって思っているだけ。
きのこ:なるほど。さすがに3秒とかではない、みたいな。
笑凛:そうそう。(最初は、)遠くに意識を持っていくのに、結構時間がかかると思う。
いっぺんに遠くに(意識が)行かんじゃろ? まず触れてみて、「あ、そうそう、遠くだった」とか思い出して。
きのこ:最初は、「これで合ってるのかな?」とか雑念が浮かび始めてから、それで徐々に手が慣れてくるというか、だんだんしっくりくるようになっていく気がします。
笑凛:そうなんよ、だから、練習するとそういう変な思いがだんだん減ってくるよね。
きのこ:やっぱり練習は必要なんですね。
笑凛:そうなんよー。練習は必要。こういうの(棒)を持つだけでも、慣れていないから。
きのこ:確かに。最初は分からないですよね、持ち方とか。
笑凛:で、しっくりくるまで、まあまあかかる。しっくりきたら、力も抜けてきて、いい感じになるんですけど、最初はやっぱり練習。もちろん、下手くそでも抜けてはいきますけど、練習すればするほど、さらに(効果の)上乗せはあります。
きのこ:あー、そうですよね。なるほど。
笑凛:まあ、気楽にね、やってもらいたいっていうのはあってね。
でも「気楽に」って言いすぎると、教えてほしいよね。でも、あんまり言うと、また考える材料(を与えてしまって…)。「私、この3つのうち全部できてるかしら?」とかってね、こっちをやると、こっちができんようになるし、「もーっ」とかなりだしたら、もう本末転倒なので。
でも、何も言わないと、またこれが…。
きのこ:これ本当に…(合っているのかな? っていう不安が出てくる。)
笑凛:そうそう。気楽にやってもらいたいっていうのが、狙いなんですよ。
きのこ:そこにたどり着くまでの、色々な説明であって…。
笑凛:そうそう! 最後、結果、気楽にやったらもう正解。
でもね、僕も、あたふた最初やってたんで。めちゃめちゃわかります。
きのこ:やっぱり、そういう段階をたどっていったら、笑凛さんのレベルにいける、みたいな。
笑凛:そうですね。まあ、気楽に良くなっていくのでね。良くなっていくのは、もう確定なんでね。そんな感じで、気楽に。
一生懸命やるっていうのは、「一生懸命やらないと良くならない」と思っているから、一生懸命やるわけでしょ。「これは、一生懸命やらないと絶対良くならないぞ!」、思って。
「まあ、良くなるんでしょ」っていう感じでね。 のんびりやってもらったら、良くなっていきますので。
きのこ:じゃあ、朝昼晩、1日3回やる、とかそういうのでもなく、気が向いた時にやればいい、みたいな。
笑凛: そうそう。ほんとね、気持ちが楽っていうのが一番大切。
これ自体がプレッシャーになっていたら、もう話にならないですからね。
きのこ:「これをちゃんと毎日押さないと治らないんだ」みたいな、 そういうのは違うと。
笑凛: そうそう。(笑凛棒の使い方について)LINEでお問い合わせというか、今度、月2回まで質問無料っていうかね、その方が安心かなと思って。(略)
ある程度自分でやってみないと、質問も出ないのでね。
まず、1ヶ月は練習と思ってやっていたら、練習の間に良くなるっていう、もうそんな感じです。練習でやってみよう、1ヶ月はね。「分からなかったら連絡しよう」っていう、それで大丈夫です。安心して使っていただけたらと思います。
~例えば、不眠症の場合の押す場所~
きのこ:例えばなんですけど、不眠症で困ってるときは、どの辺を押したらいいですか?
笑凛:そうね、不眠症ね。僕だったら、やっぱりここかな。この後頭部の、髪の毛生えてるところ…生えてないところから2センチぐらい上の、こういう骨のある所…。あとは、こめかみの方とか。
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僕の手が行く所っていうだけでね、別に好きな所を押せばいいんよ。僕だったら、この辺に手が行きそうだなっていう傾向の話ね。
その日の気分であちこち押します。こっち押してみようかなとか、こことか。頂上とかね。あと目もあります。こっちの太い方で、この目の方を、ゴリゴリゴリゴリ…。
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きのこ:その辺がなんとなく凝っているなーって思ったら、その辺をやるみたいな?
笑凛:そうそう。「あーなんか気持ちいいかもー」って。こうやって、なぞってみたり(眉を棒でなぞる)。もちろんこう、さすってゴリゴリもいいですよ(頭を棒でさする)。
きのこ:いろんな使い方ができるんですね。
笑凛:とにかく、もう、アースについているので、気楽なものですよ。持っているだけで、もう、(電気が)抜けていっていますのでね。それプラス、遊んでいるだけですから。そんな、気にすることはホントないんですよ。「どうせなら気持ちいい方が得だな~」ぐらいでやってもらったら。
きのこ:マッサージ感覚でやってもいいんですか?
笑凛: そうそう。そうなんよ。もう、アースにつないでますのでね。
それで、100%(電気が)ゼロになっていますので。 ホント、自分の責任範囲は少ないと思ってください。地球が8割やってますので、2割ぐらい自分でも。そういう、気楽な感じで。
きのこ:なんか、道具に任せといたら、あとはお任せって感じなんですね。
笑凛:それいいね! その感じね。いい!
このお任せする感じね。丸投げ感ね。こうやって、「知らん!」って言ってね。「もう知らん!」っていう感じ。あの感じね、いいですね。
そんな感じ、普段ないよね。自分の努力で何とかするっていう感じで生きていますもんね、僕らは。
きのこ:確かに、普通はそうですよね。自分の努力で。
笑凛:もっと、よりよくやろうとか、向上心みたいなのでね。もっともっと。(そうじゃなくて、)「知らん!」っていうのはね、なかなか少ないと思うんですけど、その感じ良いですね。おすすめです。
きのこ:じゃあ、「練習しなきゃ!」とかそういうのでもなく、もう…。
笑凛:そうそう!
テレビのコンセント入れるのに頑張って、「おりゃー!」って言って挿す人はいない。挿して、つけるだけでしょ(笑)
きのこ:確かに(笑) コンセント入れるところを頑張ったりしても、別に効果が上がるわけじゃないですもんね。
笑凛:そうそう。それくらい気楽にやってもらったら。
きのこ:なるほど。わかりました。
~結び~
第3回のインタビュー書き起こしは以上です。(動画の第4回と第3回の、順序を入れ替えています。)
今回は、「遠くを意識して押すこと」「リラックスして、気楽に押すこと」「結局はアーシングできているから、道具に任せて適当にやること(笑)」など、笑凛棒の使い方のポイントが盛りだくさんでした!
こういうことを考えて施術することによって、治療にとってプラスになるような雰囲気が作られているのだなあ、と、とても勉強になりました!
これからも、引き続きインタビュー動画を書き起こしていきますので、もしご興味がありましたら、ぜひフォローをお願いします(^_^)
ここまで読んで頂き、ありがとうございました
(インタビュアー・文責 やまのうえのきのこ🍄)
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