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フィギュアスケートはじめました #1

 なるべく当日に投稿しよう! と決めておりましたが、さっそく失敗しました。まぁ、ぼちぼち……。

 私が受講するクラスの対象者は高校生以上で、「初心者~経験者までフィギュアスケートの楽しさを学びます」と書かれておりました。しかも45分のクラスと60分のクラスがあり、私は45分のクラスを選択しました。私の記憶が定かであれば、申し込むときに言われていたことは「まっすぐに滑れれば大丈夫です」でした。

 受付の方が来館者をチェックしていた名簿によると、今日から始める人は私のほかにもう一人いる模様。入場して、スケート靴を借りて、サイズが合わなかったから借り直して、更衣室で着替えて、ロッカーに荷物を入れて……どこに行けばいいの!? 
 なんとなく人が集まっているところがあったので、そこに行ったら、みなさんがリンクインしはじめたので、ついていったら点呼が始まりました。

 リンクの1/4くらい?にコーンが置かれていて、そのコーンでレッスンを受ける人たちと、一般滑走?の人たちが分かれる模様です。。あとでわかったことですが、その日はまだ一般滑走が行われていなかったので、コーンの向こう側で滑っていたのはスクール生とクラブ生のみでした。なので、30×60mのリンクのなかで、いちばん下手な人は私。
 点呼の間に気になっていたことがあります。神宮の貸し靴は黒くて、派手な色の靴紐がついているのですが……私以外の女性は全員白い靴、男性は黒い靴を履いているけど、靴紐の色は地味。つまり、私以外は全員マイシューズ。

 オリンピック・パラリンピックに伴い、スクールは2か月ぶりの再開です。みなさんとってもうれしそうでした。先生たちの和やかな雰囲気も相まって、点呼のあと、にこやかにウォームアップがはじまったのですが、私は靴が合わず、まっすぐ滑るのもややあやしい状態です。樋口先生からは「まっすぐ滑れれば大丈夫ですよ」千田先生からは「念のためヘルメットをレンタルしましょう」と言われ、いきなり中座することになりました。

 スクールに戻ると、先生方がじょうろの水でコースを描きはじめます。二組に分かれて、そのコースをなぞる練習が始まりました。半円を描きながらジグザグに滑る……?
 私が思い描いていた「スケート教室」は、靴の履き方とか、転び方とかからスタートするものでした。だって何年か前に、子供向けの教室でそうやっていたのを見たことあるもん!
 でもこの教室は、そのあたりのことはすっとばして……あの、私、主に滑ったことがあるのは友達んちの近くにある川の上で、あとはゴルフの打ちっぱなしに水撒いたところとかなんですけど……そんな野生児が参加していい教室なんですかね……?

 でも、他の人が片足で滑っていたり、手の動きをつけていたりしているときに、私は両足でカーブを描けるように指導していただきつつ、なんとなくそれっぽい動きができるようになったところで、45分が過ぎ、一回目のレッスンが終了しました。

 15分の製氷時間のあとの60分は自由に滑ってよいと言われたので、まずは習ったばかりのTポジションと、そこからの滑り出しを復習しようとリンクにたち、あたりを見回してみると……さっきまで一緒に練習していた人たちが、スピンの練習を始めている!? あと、颯爽と滑っていた男性は、スピードスケートの靴に履き替えて、もっともっと颯爽と滑っている!? 

 受講しているクラスには、もうひとつ上のクラスがあるはずでした。私のクラスは「まっすぐに滑ることができる」、もうひとつ上のクラスは「転ばずにまっすぐ滑ることができる経験者以上で、技術のレベルアップを目指す方向けのクラス」……いやもしかしたら、本当は、私が入ってしまったクラスに在籍する条件は「まっすぐに滑ることができる経験者」だったのかもしれません。

 ただ、ひとつ、良いこともありました。初心者まるだしの状態でよたよた滑っていたら、声を掛けてくださった人がいました。もう一人の新規入会者です。その方は小塚崇彦スケート教室を受講した経験があり、その後も一般滑走で神宮に通っていたようです。スケート靴は神宮の小杉スケートで購入したとおっしゃっていて、とても親身になって相談に乗ってくださるともおっしゃっていました。

 マイシューズかぁ。

 小学生のときに使っていたスケート靴は、伯母のおさがりでした。30年前の記憶ですが、「足の形に合わない」と思ったことはありませんでした。
 9月は激務が続いていました。その残業代、スケート靴を買えるくらいの金額ですよね……?

 足が痛かったので自由滑走を早めに切り上げて、むくんだ足で小杉スケートに向かいました。一通り説明を受けたあと、お子さんのスケート靴のサイズを合わせに来ていたご家族がいたので、ひとまず退館しました。

 週一回、とはいえ、果たして続けられるのでしょうか。周りとのレベルは違いすぎるし、初心者向けではないし、「土曜日のひるイチ」ですと、スケオタ活動との両立も難しいです。現に、昔あれほど見に行きてぇ!と思っていた、東京以外のブロック大会を、ストリーミングで見られる時代になったのに、両立できないのです。東京選手権のときは連日東伏見まで通っていたのに、それも難しく、見られないカテゴリーが出るのは必至です。NHK杯、今年は代々木です。全日本、今年はさいたま新都心です。全米、全露、ユーロ、四大陸。JSPORTSさまさまです。オリンピック、毎回毎回綿密な計画を立てて見ています。

 そもそもレッスン初日、ジャパンオープンとかぶっていました。当日券出ていたのに。二回目のレッスンは、東京選手権とかぶります。

 スケート靴、買うのか、買わないのか。
 スクールを続けるのか、続けないのか。
 さて。

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