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釧路市動物園
晴れてる所へ行きたくて天気予報を眺めているとどうやら釧路が晴れているようだったので、数年ぶりに釧路市動物園へ行った。
冬季なので西門は閉鎖されており、正門から入場すると1番最初に目に飛び込んでくるのはホッキョクグマ。
オスのキロルとメスのミルクが同時に出ていて楽しそうにじゃれていた。和むな。
どうやら同居の訓練中のようで、飼育員さんがメモやビデオをとりながら行動観察(ワッチ)をしてた。うまくいくといいな。
その後は釧路市動物園の最大の特徴でもある北海道ゾーンへ。残念ながら動物たちはお休み中のものが多かったが、間近で見るタンチョウは美しいし、冬の谷地坊主も趣がある。
なにより通路内にあれだけの野鳥が住んでいる時点でもう展示が完成されているも同然だろう。楽しんだ。特にこの日はコゲラが忙しなく虫を探していた。
その後もクマタカやエゾクロテン、ニホンザル、トラ、ライオン、レッサーパンダなどをのんびり観察しながらフラフラと徘徊していると、甲高い声で鳴く鳥が気になった。
アメリカの国鳥ハクトウワシだ。北海道の動物園ではこの釧路市動物園でしか見ることができない。釧路市動物園ではペアで展示されており、国内初の自然孵化育雛に成功し、繁殖賞も受賞している。
一方が鳴くともう一方も返事をするかの様に鳴き交わすその姿は本当に美しかった。北海道ゾーンと合わせて、釧路市動物園でかならず見ておきたい動物だろう。
動物園へ行くと安らぐ。必ずしも何かを学ぶ必要はないなと、心から思う。