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いつまでも色褪せない『若者のすべて』

9月も後半に突入し、そろそろ夏も終わりという感じがしてきました。

そんな折に思い出すのは、フジファブリックの『若者のすべて』という曲です。

真夏のピークが去った
天気予報士がテレビで言ってた

フジファブリック『若者のすべて』より

この歌い出しが、なんとも切なく、味わい深いですよね。

2007年にリリースされた曲ですが、これまで様々なアーティストがカバーしていて、今年(2024年)の6月にはヨルシカのsuis(スイ)がこの曲をカバーして、Apple Musicのランキングでも上位に入りました。


・・・まったく色褪せることのない名曲ですよね!
suisさんの瑞々しい声が非常にマッチしています。

動画のコメント欄に、こんな書き込みがあり、ウルッときました。

この曲の作詞者であり、フジファブリックのボーカルである志村正彦氏は、2009年12月に29歳という若さで亡くなっっています。

少し不謹慎かもしれませんが、『若者のすべて』がこれほど美しく、そして切なく響くのは、志村氏が若くして亡くなっていることが多少影響しているのかもしれません。

夕方5時のチャイムが
今日はなんだか胸に響いて

↑この部分の歌詞が個人的に1番好きです


ちなみに、『若者のすべて』のカバー曲の中で、個人的に独断と偏見でランキングをつけると下記のようになります!

3位 柴咲コウ

柴咲コウの歌声は透明感があって、曲の切なさを引き立てていて最高です。


2位 藤井 風

藤井風の独特の色気がクセになる曲です。


1位 Bank Band

私が『若者のすべて』を初めて聴いたのは、原曲ではなく、このBankBandによるカバーでした。櫻井さんの情熱的な歌声が、この曲に命を吹き込んでいるかのように生き生きと響いてきます。


ちなみに原曲の動画はこちらです↓


きっと来年も、10年後も、いつまでも、みんなから愛される名曲だと思います。

志村さん、素敵な曲をありがとうございます。
あなたの曲が毎年、私たちの夏の終わりを輝かせてくれます。どうか安らかに。

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