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Y.PRESS by やまと新聞

Y.pressはやまと新聞のnoteです。 皇室を敬い 日本の歴史・文化を正しく伝えていきます。 今の日本の政治について少しだけ学びたい。今日本で起こっていることを知りたい。 こ…
国会内でも取材しています。専門家によるコラムはとても勉強になります。今の政治を学びたい方、いろいろ…
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2022年8月の記事一覧

【コラム】ソフトバンクと楽天の赤字が示す未来像

日本を代表するテック会社だったソフトバンクグループ(SBG)や楽天グループ(楽天)が赤字に喘いでいる。SBGは8月8日、第1四半期の決算会見を行い、3兆1,627億円という驚嘆の赤字額を計上した。昨年5月には通期4兆9,879億円という国内企業で史上最大の純益を叩きだした同社だが、その6割をわずか四半期で食い潰す形となった。 ソフトバンクは元々ソフトウェアの卸しから始まり、通信、携帯電話事業者などの業態変化を辿った。グループの親会社となったSBGは2017年、ソフトバンク・

【オンリーワン! 民間活動家シリーズ】第2回 故郷は取り戻せるのか!!? 母国外で出来ることを模索 ウイグル解放活動家 イリハム・マハムティ氏

長い歴史の中で領土を失い消えた国は星の数ほどある。しかしその痕跡は、文化や芸術のひとつとなり残っていることも多い。だが、その痕跡すら残さずに民族の歴史から抹殺されようとしているのが中国にかつて存在したウイグルである。今回インタビューに応じてくれたイリハム・マハムティ氏はウイグル生まれ、生粋のウイグル人である。 中国は紛れもなくジェノサイド国家だ。その政策はウイグルの歴史・伝統・文化・言語それらすべてをゼロにするやり方である。教育という名で監禁、宗教を捨てさせる、言語使用禁止

マルコ書と統一教会 三浦小太郎(評論家)

これから書くことは非信者の解釈なので、クリスチャンの方々は、どうか読み飛ばすか、哀れな無信仰者の戯言として読み飛ばしてほしいのですが、かって子供向けの聖書物語で読み、20代に共同訳聖書で読みなおした、私にはとても印象的なイエスの言葉がマルコ書第10章17節にあります。新共同訳聖書で引用いたします。 「 イエスが旅に出ようとされると、ある人が走り寄って、ひざまずいて尋ねた。『善い先生、永遠の命を受け継ぐには、何をすればよいでしょうか。』」 「イエスは言われた。『なぜ、わたし

【コラム】ワクチンとは予防接種ではないのか?

岸田文雄首相(65)がCovid-19に感染した。8月20日夜から微熱やせきなどの症状があり、21日のPCR検査で陽性が判明したという。 岸田氏はほぼ1週間前の8月12日に4回目のワクチン接種を受けたばかり。そこで、ネット上ではワクチンの予防効果に疑念の声が溢れている。一方、ワクチン肯定派からは、「ワクチン接種の主な目的は重症化予防や後遺症軽減」「打つたびに発症予防効果もそれなりに回復するが、感染しないわけではない」といった反論も。 ワクチンが出回った当初は、「ファイザー

―論点がずれている安倍総理襲撃事件― 荒木和博(特定失踪者調査会代表)

安倍元総理を襲撃した山上徹也が旧統一教会への強い敵意を持っていたことから、いつの間にか本質的な問題は横に置かれて統一教会のことだけがクローズアップされてしまいました。「誰々議員は統一教会」と関係があるとか、「いや私は関係ない」とか、大騒ぎです。  問題は白昼に元総理大臣が銃撃されて亡くなったことにあります。今騒いでいるのはよってたかっての魔女狩り、あるいは意図的に焦点をずらしているように思えます。左翼リベラルからすれば最も憎むべき政治家だった安倍晋三元総理を「統一教会と関係

「日本を救ったノモンハンの勇士たちを忘れるな」 西村眞悟

例年、八月に入ると、毎日、連日、アメリカ軍による都市の無差別爆撃の犠牲者や原爆の被災者の姿そして住民を巻き込んだ沖縄戦の惨状の映像がテレビ画面に映し出され、これは十五日の日本武道館に於ける天皇陛下御臨席の政府主催の戦没者慰霊式典まで続く。そして、十五日が過ぎて翌日になると、戦没者慰霊式典の主催者は、ゴルフ場にいて、テレビから戦争の映像はピタリと無くなり、まるで違う国になったようだ。  そして、ふと思った。実際の昭和二十年八月十五日が過ぎた時も、このように、違う国になったようだ

日本は世界に誇る核大国 核放棄で牙を抜かれたウクライナの悲劇 令和4年8月17日 西村修平(主権回復を目指す会)

【他国の原発を軍事基地にする蛮行】 プーチンによるウクライナ侵略は今新たな局面を迎えている。新たなとは、ザポリージャ原子力発電所をロシアが占拠し、ここを弾除けにして脅しをかけていることだ。同発電所は欧州でも最大出力の規模を備えている。 ウクライナ側は6日、ロシア軍が発電所にロケット砲を発射し、使用済み核燃料の貯蔵施設周辺に着弾したと発表した。「深刻な損傷」で計測器が破損して放射線量の測定が不明だとしている。(送電線の破壊) AFP通信(8月8日)はウクライナメディアで「

『やまと新聞』への寄稿 国際政治経済学者 山下英次 大阪市立大学名誉教授・経済学博士

7月8日、日本の国にとって大変な悲劇が起こったが、あの日から優に1か月以上が経過したにもかかわらず、本来、喫緊に済ませておかなければならない重要な事がいまだに何もなされていない。 それは、警察の責任を内外に明らかにすることである。 言うまでもないことであるが、安倍総理の暗殺という歴史に残る重大事件は、一義的には奈良県警とSP(要人警護を担当する警視庁の警官、Security Police)の大失態である。いまだに、何の処分もなされていないとは、一体どうしたことであろうか?

【コラム】鎌倉殿の13人とよく似たリーダー不在の安倍派

派閥会長を失った安倍派は参院選後の7月21日、総会を開き後任会長を空席とした。当面は7人の世話人会による合議制で運営することと、派閥名称を変えないことなども決定した。7人は会長代理である塩谷立・元総務会長(72)と下村博文・元政調会長(68)。参院安倍派会長の世耕弘成・参院幹事長(59)、副会長の高木毅・国対委員長(66)、事務総長の西村康稔・経産相(59)、松野博一官房長官(59)、萩生田光一政調会長(58)。 安倍晋三氏(享年67)を殺害した山上徹也容疑者(41)の犯行

【近代建築訪問】 日本を代表する東京駅は 各国大使の皇居へのスタート地点

世界各国から日本に赴任する大使は必ず天皇陛下に挨拶に伺う。 この行事を「信任状捧呈式」という。母国より派遣された大使はまず東京駅赤煉瓦の丸の内駅舎から皇居に向かう。 その折りの乗り物だが、車と馬車、どちらかを選ぶことが出来る。ここ3年ほどのコロナ禍の中では流石に馬車を選ぶここは不可能であるが、過去の事例では馬車を選ぶ大使が殆どであった。 使われる馬車は儀装馬車といい、皇室の貴重な儀式に運用される特別な馬車である。明治から昭和の初めの間に製造された4台が現役で活躍しているが、

【筆は剣よりも危ふし】 夏から秋への半月を顧みて    三澤浩一(武客)

7月30日は、明治天皇祭である。明治天皇さまのご命日だ。明治天皇さまにおかれましては、明治45年7月30日に崩御あそばされた。本年は百十年祭となる。  僕は1月4日「皇軍節」(軍人勅諭ご下賜記念日)」、7月30日「明治天皇祭(明治天皇さまのご命日)」、11月3日「明治節(明治天皇さまのお誕生日)」には、可能なかぎり、明治神宮を参拝するやうにしてきた。  何度も何度も述べてきたことを繰り返して、しつこいと感じる方もをられるだらうが、ここでも同じことを述べる。民族派の方にせよ

第二次世界大戦は、共産主義者の陰謀説という主張を忘れるな 安東幹(共産主義研究家)

人類には、忘れてはならないことがいくつもある。永遠に、記憶にとどめておかなければならない事実である。その一つに、「ハルノート」がある。第二次世界大戦における日米激突は、ソ連共産党の指示という陰謀説である。実行したのはアメリカ共産党である。俗にいう「ハルノート」、このことばを、良識ある人たちは忘れてはならない。世界を共産主義化するためには、意図的に大戦争を引き起こして、大量の犠牲者が出ることもいとわない、共産主義はまさにおそるべし思想である。

【日本への回帰】 日本の米文化と西洋のパン文化1  荒岩宏奨(展転社代表取締役)

天孫降臨のとき、天照大神から稲の穂を賜り、瓊瓊杵尊たちは地上に降りてきた。天照大神からの贈り物が稲、すなはちお米であったといふことは、文明や文化にも大きな影響を及ぼしてゐる。現在では、お米は完全食であることが栄養学的に証明されてゐる。完全食といふのは、人間が生きていく上で必要な栄養素がそろってゐるといふことだ。ただし、完全食なのは玄米であって、白米ではない。現在のやうに精米して白米にしてしまふと、ビタミンが不足してしまふさうだ。江戸時代には脚気が流行したのだが、その原因は精米

【コラム】なりふり構わぬお盆直前の岸田内閣改造

7月10日投開票の参院選後、既定路線だった9月の内閣改造を岸田首相は8月10日に前倒しした。墓参や夏祭りなど地元での恒例行事が重視される政治の世界で、お盆直前に人事を行う岸田氏の判断に、永田町と霞が関の政治家・官僚は休日返上の新装開店を余儀なくされた。 8月5日の臨時国会閉会後、永田町では事実上の夏休みに入ったとほっとする声もつかの間、同日夕に「10日にも内閣改造」との一報が駆け巡り、国会周辺は騒然となった。 「そんなはずがない」 安倍晋三元首相が生前、岸田氏に対し、地