第1回GitとGitHubの初心者向け講座
みなさんこんにちは、今回から全12回ほどかけて、GitとGitHubの記事を投稿していきいます。ぶっちゃけネットで検索してもだいたい同じこと書いてありますが、ちょっとずつ無理のない方法で、みんな頑張ろう
Gitとは?
Gitは、ファイルの変更履歴を管理するためのシステムです。
例えば、あなたが小説を書いているとします。
最初に「第一章」を書きました。
次に「第二章」を書きました。
しかし、「第二章」の内容があまり良くないと思ったので、書き直しました。
もう一度「第一章」を読み直して、少し修正しました。
このように、ファイルは何度も変更されます。Gitを使うと、これらの変更履歴をすべて記録することができます。
いつ、誰が、どの部分を変更したのかが分かります。
必要があれば、過去の任意の時点に戻ることができます。
間違えてファイルを削除してしまっても、復元することができます。
GitHubとは?
GitHubは、Gitを使ってファイルを管理するためのWebサービスです。
世界中の人々が自分のファイルをGitHubに公開しています。
他の人が作ったファイルを使ったり、自分のファイルを提供したりすることができます。
複数人で共同作業をする際に、変更内容を共有したり、マージしたりすることができます。
Gitの基本的な使い方
リポジトリの作成
作業フォルダをGitで管理するために、リポジトリを作成します。
Bash
git init
ファイルの追加
管理したいファイルをリポジトリに追加します。
Bash
git add .
コミット
ファイルの変更を記録します。コミットメッセージには、変更内容を分かりやすく記述します。
Bash
git commit -m "第一章を追加"
ブランチの作成
メインの開発ラインから分岐して、別の作業を行うためのブランチを作成します。
Bash
git branch 新機能開発
ブランチの切り替え
作業するブランチを切り替えます。
Bash
git checkout 新機能開発
マージ
ブランチで行った作業をメインの開発ラインに統合します。
Bash
git checkout main
git merge 新機能開発
GitHubの基本的な使い方
アカウントの作成
GitHubのWebサイトでアカウントを作成します。
リポジトリの作成
GitHub上にリポジトリを作成します。
リモートリポジトリの追加
ローカルリポジトリとGitHub上のリモートリポジトリを接続します。
Bash
git remote add origin <リモートリポジトリのURL>
プッシュ
ローカルリポジトリの変更をGitHubにプッシュします。
Bash
git push origin main
プル
GitHub上の変更をローカルリポジトリにプルします。
Bash
git pull origin main
補足
Gitには、ここで紹介した以外にも多くのコマンドがあります。
GitHubには、IssueやPull Requestなど、便利な機能が数多くあります。
GitやGitHubの使い方を学ぶには、公式ドキュメントやチュートリアルサイトなどを参照してください。
より深く理解するために、実際に手を動かしてGitとGitHubを使ってみましょう。