第3回　GitとGitHubの初心者向け講座

GitとGitHubの初心者向け講座 第3回目

前回は、Gitの基本操作であるリポジトリの作成、ファイルの追加、コミット、コミット履歴の確認を学びました。今回は、ブランチの作成と切り替えについて学び、Gitの強力な機能を体験してみましょう。

今回の目標

• ブランチの作成と切り替え

• ブランチでの作業

• ブランチのマージ

ブランチとは？

ブランチとは、開発ラインを分岐させる機能です。

例えば、新しい機能を追加したい場合、メインの開発ラインとは別にブランチを作成し、そのブランチで開発を進めることができます。

こうすることで、メインの開発ラインに影響を与えることなく、安心して作業を進めることができます。

サル先生のGit入門ブランチとは｜サル先生のGit入門【プロジェクト管理ツールBacklog】

ステップ1: ブランチの作成と切り替え

• ブランチの作成

  • feature/new-feature という名前のブランチを作成します。

Bash
git branch feature/new-feature

• ブランチの切り替え

  • 作成したブランチに切り替えます。

Bash
git checkout feature/new-feature

• 現在のブランチの確認

  • 次のコマンドで、現在どのブランチにいるかを確認できます。

Bash
git branch

ステップ2: ブランチでの作業

• ファイルの編集

  • README.md を編集し、以下の内容を追加します。

Markdown
# My Project

これは、Gitの練習用プロジェクトです。

## 新機能

新しい機能を追加しました。

• ファイルのステージングとコミット

  • 変更をコミットします。

Bash
git add README.md
git commit -m "新機能を追加"

ステップ3: ブランチのマージ

• メインブランチへの切り替え

  • メインブランチ (main) に切り替えます。

Bash
git checkout main

• ブランチのマージ

  • feature/new-feature ブランチで行った変更を main ブランチにマージします。

Bash
git merge feature/new-feature

1. マージ後の確認

   • README.md を確認すると、feature/new-feature ブランチで行った変更が反映されていることが分かります。

補足

• ブランチのマージには、競合が発生する場合があります。競合が発生した場合は、手動で修正する必要があります。

• 不要になったブランチは、git branch -d feature/new-feature で削除できます。

これで、ブランチの作成、切り替え、マージを体験できました。ブランチを効果的に使うことで、より効率的に開発を進めることができます。

まだ何の役にも立たない記事ですけど、まだまだ続きます。全部まとめて読むと何となく使い方がわかってきますよ～。