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第5回 GitとGitHubの初心者向け講座
前回は、GitHubにリポジトリを作成し、ローカルリポジトリと接続して、プッシュとプルを行う方法を学びました。今回は、GitHubの強力な機能であるPull Requestを使って、複数人で協力して開発を進める方法を学びましょう。
今回の目標
Pull Requestを作成する
Pull Requestをレビューする
Pull Requestをマージする
Pull Requestとは?
Pull Request (プルリクエスト) とは、自分の行った変更を他の開発者にレビューしてもらい、承認を得てからマージするための機能です。
Pull Requestを作成すると、変更内容の差分が表示され、他の開発者はその内容を確認してコメントを残したり、修正を提案したりすることができます。
Pull Requestのイメージ図↓
![](https://assets.st-note.com/img/1732444552-5upejDXYcn7VdGyNIiv42r0P.png?width=1200)
ステップ1: ブランチの作成と変更
新しいブランチを作成
feature/add-function という名前のブランチを作成し、切り替えます。
Bash
git checkout -b feature/add-function
ファイルの編集
README.md に、以下の内容を追加します。
Markdown
# My Project
これは、Gitの練習用プロジェクトです。
## 新機能
新しい機能を追加しました。
## さらに新しい機能
さらに新しい機能を追加しました。
コミット
変更をコミットします。
Bash
git add README.md
git commit -m "さらに新しい機能を追加"
プッシュ
作成したブランチをリモートリポジトリにプッシュします。
Bash
git push origin feature/add-function
ステップ2: Pull Requestの作成
GitHubでPull Requestを作成
GitHubのリポジトリページを開き、「Pull requests」タブをクリックします。
「New pull request」ボタンをクリックします。
base: に main ブランチ、compare: に feature/add-function ブランチを選択します。
タイトルと内容を入力し、「Create pull request」ボタンをクリックします。
ステップ3: Pull Requestのレビューとマージ
Pull Requestのレビュー
作成したPull Requestのページで、変更内容を確認します。
必要があれば、コメントを追加したり、修正を提案したりします。
修正
レビューで指摘された箇所を修正し、コミットしてプッシュします。
Pull Requestに自動的に反映されます。
マージ
レビューが完了したら、「Merge pull request」ボタンをクリックして、マージします。
マージ方法を選択します。(通常は「Merge commit」を選択します)
「Confirm merge」ボタンをクリックします。
ブランチの削除
マージが完了したら、GitHub上でブランチを削除します。
これで、Pull Requestを使った開発の流れを体験できました。Pull Requestを活用することで、コードの品質向上やチーム開発の効率化を図ることができます。
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