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【撮影禁止!】スーパーで写真を撮ってはいけない本当の理由

と言ってはみたものの、ほぼ全員がスマホを持って手軽に写真が撮れるのに、スーパーマーケットだけは『撮影禁止』というのも受け入れ難い。たとえ禁止しても、普通に写真を撮ってSNSに上げたり、友達に「お買い得情報」を転送することだってある。

逆に個人のSNSに上げてもらうことで、店の知名度やイメージアップを狙うスーパーもある→みなさんご存知のw

(ここで気づいたが、ドラッグストアの写真をSNSに上げる人は多くない。やはりSNSには「見栄え」のするスーパーの方が映えるのか…)

☝️スーパーが店内撮影を禁じるのは(表向き)、価格がライバル店に漏れることを防ぐため、そして従業員保護が目的である。

乾物や菓子・飲料などは本部で登録された価格で販売されているが、野菜などその日の仕入れ値で価格が変動するものや、牛乳・玉子などライバル店に価格で負けたくない商品は「偵察部隊」を送り込んで、価格調査するのはスーパーのルーチン作業でもある。

一昔前は胸ポケットに「ICレコーダー」を忍ばせて、歩きながら商品名と価格を録音したものだった。


👥そんな固いこと言わなくてもいいじゃん!写真くらい撮ったってさ〜。

☝️それでは「写真撮影OK」となったスーパーで、元スーパー社長(現スパイ)の私が、値段以外に何を撮影するのか教えましょう(^O^)/

・買い物カゴとカートの個数・レジの台数〜その店の売り上げが分かります。

・入口入ってすぐの青果コーナーで、その日にお買い得となった (チラシに入ってない)キャベツやレタス、大根やじゃがいもの「売れ筋野菜」の価格POPと平台の陳列ボリュームを撮影→自店に戻って値段を下げます

・お客さんの入り(混雑状況)やレジの稼働台数を調査。できれば一日に3回ほど調査

・牛乳や玉子のその日の価格と、在庫量を撮影

・トイレや駐車場の清掃状況を撮影

・次の特売のお知らせや、店独自の販促やキャンペーンポスターを撮影

・今なら「お米」の全アイテム(産地・価格)をキャッチ

・午後なら、売れ残った「弁当」や「寿司」のパック数を把握、夕方なら「値引き」商品の多い少ない→担当者のレベルが分かります

👤そして私が今も社長なら…

最新機種導入状況(レジスター・冷蔵ケースのメーカーや年式等)、リース物件or 自社の資産→その店に経営体力があるかを確認

駐車場に停まっている車種(軽自動車or 高級車・トラック等)で客層を把握(失礼🙏🏻)


こんな感じで「撮影OK」にしてくれたら、結構な報告書が書けます!そりゃ「撮影禁止」にしたくなるのも分かります。

☝️でもこれからは、「撮影OK」にしないスーパーは、お客さんに『えっ、今どき?』と言われてしまいます。

要はそのスーパーが、競合店の方を向いているか?お客さんの方を向いているか?の問題です(^_−)−☆

#全部バレてます


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