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【民間の感覚・庶民の感覚】

🎤最近地方選挙が多く、立候補した人が「民間の感覚を取り入れて改革します!」とか「庶民感覚で取り組みます!」などと声高々に演説している。みんな一生懸命だ。

👤「その通りだ、どんどんヤレ〜👏🏻👏🏻👏🏻」

(動員された)庶民も「そうだ💢」と言わんばかりに声援を送っている (笑)。

🤞🏻「民間の感覚」とは、
・コスト意識を持って無駄を省き
・顧客目線で柔軟かつ迅速に対応し
・責任の所在を明らかにして
・悪さしたらお灸(解雇等の処分)をすえる

✅素晴らしいことだ、政治の世界も、行政に対してもぜひそうして頂きたい。

❓果たしてその「民間の感覚」や「庶民感覚」というのは、(言い回しは格好良いが)旧態依然のお役所体質や、官僚機構をぶち破るほどの「破壊力」があるのだろうか?民間で生きてきた自分には疑問があった。

庶民派だから自転車に乗って選挙区を回り、庶民のいるスーパーの駐車場で演説する。応援するのも一般庶民、当選してもその志は決して変わることはない(?)


✅私が生きてきたその「民間」には、嘘つきも犯罪者も、不心得者も多かった。世のためと言いながら人を騙して金を得ている輩もいたし、今で言うSDGsをネタに財を成した人だっている。

👤『庶民』を武器に、様々な恩恵に預かっていながら、市役所の職員に向かって「税金ドロボー」と吠える税金を払わない人。わずかな金で投票用紙に書く名前も自由自在。本当に困っている人は多いが、人は境目が難しい…。

👤自分たちの羽振りが良かった時には黙っていたのに、景気が悪くなると「いいなぁ公務員は、何の心配もなくて!」と揶揄する小金持ち。

✅そんな『感覚』を政治に取り入れてもらっては困るのだ。さも民間が公務員より優れているかの様な誤解はやめた方がいい。ある意味、民間は公務員よりずっとズルいのも事実である。

🎤「民間の良い部分だけを取り入れ、その他のボロい部分は隠します!」→落選

🎤「しがらみの無い政治をします!」
→当選した瞬間から、民間お得意の「しがらみ攻撃」で吸い尽くす(笑)

🤞🏻ついでに「庶民感覚」と「庶民派政治家」も似て非なる物であることを忘れてはいけない。庶民派政治家は「庶民」ではない。庶民は選挙の時だけ白いジャンパーを着て自転車で走ったり、橋のたもとで知らない人に手を振ることはない。正確には『庶民気取り』

「選挙の鬼」と自称する重鎮に「ドブ板選挙だ!」と言われたのだろうか?期待しちゃいけない。私は「ドブ板」を見たことが無い。


✅「公僕」たる公務員は決して言い返すことは無い。グッと堪えて仕事に励む。仕事に慣れたと思ったらまた異動、出向や交流人事も断れない。断ったら「民間の感覚」の上司から睨まれて出世が遠くなる(^^;

公務員も一市民、みんな頑張ってる。災害や非常時には民間と力を合わせて住民を守ってくれる。彼らは「ライフライン」そのものでもある。

(今回は、公務員の皆様の好感度を上げるべく、ちょっと持ち上げてみました。民間の感覚で!o(^▽^)o )


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