【どうなる?今後のスーパーマーケット業界】
👤別に私がスーパーを倒産させたから言うのではないが、コンビニもスーパーも毎日の生活になくてはならない業種、「中の人」だった自分が勝手に想像する、これからの流れを予測してみたい。(おまいう?)
✅大手チェーンとローカルスーパーの共存はできる?
→できない!そもそも大手は「共存共栄」ではなく「地域の発展」に主眼を置く。地元商店街の衰退は彼らのせいでは無い。顧客満足やまちづくり・雇用創出を掲げて出店するのだ。顧客も行政も歓迎する。その結果、人口減少と過当競争で、体力(資金力、内部留保)の弱いローカル店が継続できる余地は極めて少ない。
✅コストアップによる経営悪化に耐えられるのは?
→電気代の高騰、人件費や値上げ分を吸収できないローカル店はただ耐え忍ぶのみ。「巣篭もり需要」が一気に拡大したコロ◯ナ禍は特需とも言えたが、もはやそれを超える利益は両者とも見込めない。そこへ来てご存知の値上げの嵐💧
✅大手は規模の大きいローカルスーパーを喉から手が出るほど欲しがっている。
→エリア拡大を狙う大手スーパーは、時間と費用を削減する意味でも、優良ローカル店の買収に走る。体力の落ちたローカルチェーンは今が買い時とばかり、水面下で交渉が続く。
✅大手同士のM&Aは、企業より金融機関サイドの後押しで決まる。
ゆえに社風が合わない組み合わせが起こる。「関西スーパー」の争奪戦を見ても分かる。(イ◯ンやIYはOKストア欲しいだろうな…、オ◯ゼキも狙うかも?潰れたショッピングモールはド◯キ御用達だし)
✅絶対的に賃金が安い致命的な環境
→小売業は他業種に比べて、給料や福利厚生が低い。土日祝日、年末年始やお盆は休めない!というのは「昭和の幻想」かも知れないが、いかんせん業種のイメージが低い(と感じる)。現場なら特別なスキルを要せず、初日から仕事ができる業種。合わせて本社などの管理部門と店舗の格差が大きく、モチベーション維持が難しい。
✅人手不足でパート比率7割超の人員確保が難しい。おまけに人の入れ替わりが激しい。
✅いくら「我が社は◯◯が売りです!」と言っても顧客の来店理由の一位は「近いから」。コンビニと並び「立地次第」は否めない。
✅もはや新規出店用地がない!
→好立地には既に店があり「ドル箱店舗」を作る余地は、郊外の広い敷地でも大型商業施設しかない。しかしそこにはもう「コストコ」出店の噂が…💦
🤞【私だけの結論】
これから生き残っていけるのは、不採算店舗をスクラップアンドビルドしていける体力のある大手資本と、「閉鎖商圏」に立地するローカルスーパーのみ!
①皆さんがイメージする超大手
②その下に位置する準大手
③エリアでドミナント展開する地域大手
④その県だけでシェアが高いローカルチェーン
⑤10店舗程度の地域スーパー
⑥閉鎖商圏+ローコスト経営の個人スーパー
✔︎生き残れるのは①と⑥、それ以外は形を変えていく。
✔︎③は④を手に入れ、②は③を買収する。
✔︎⑤の未来は…無い💧
企業規模を拡大して、仕入れ先や配送を集約してコストを下げる。傘下にクレジット会社や他のサービスを組み込み、そのリベートでも収益を上げる。はたまた従業員や関係者絡みでもビジネスを展開する。悲しいかな、こんなこと全てのスーパーにはできない。
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【私はこんな人間です】
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