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【セレモニーホール(斎場)の会員獲得】

田舎に住んでいると、毎日穏やかで静かな生活が送れる!
都会住まいの人も「まあ私たちよりは穏やかよね〜(^^;」って思うかも知れない。

それはある意味正解である。人口も少ないし近所もみんな顔見知り(良くも悪くも)、生活レベルも見たまんま (笑)

家に訪ねてくる人は宅急便の兄ちゃんと郵便局のおじさん、そして回覧板くらい、それもいつも同じ人w

たまに「メロンパン買え!」「聖書買え!」「外壁が崩れるぞ!危ない」「インターネットが早くなる!」「とにかく祈れ🙏🏻」という営業が家に訪ねてくる。

そんな時、人と関わることが乏しい私は、玄関先(正確には外)で話なんかしてみる。興味があるフリをして、聞くだけ聞いてからリリースするので「要注意リスト」に入っているかも知れない。


最近頻繁に訪ねてくるのは、決して近くではない場所にできる「セレモニーホール」の互助会員のセールスである。まだオープンもしてない建設中なのに、刺客たちがこの街にローラーを掛けている。

👤「今度◯◯に出来るセレモニーホールの者です!ご両親のことを考えて一度お話を聞いてくれませんか?」

私『すいません、うちは両親とも亡くなっているのですぐに必要ないんです」(生きてるがw)

👤「そうですか〜、ではまたよろしくお願いします。
パンフレットだけ置いていきますね!」 ふう〜💨

【翌日】
別の女性営業「今度出来るセレモニーホールの会員になりませんか?」
(昨日と同じく、まずネームプレートを提示する)

私『あれっ、昨日も同じセレモニーホールの営業が来たけど?』

女性営業「チッ!もうこんな田舎まで💢」
(田舎で悪かったな👉)

私『いくつものチームが同じ施設の営業してるんだね?会員獲得数の成功報酬なの?お姉さんも暑い中大変じゃん!ほら、ヤクルト飲めし」

聞いたら5社が同時に放射線状に訪問営業していると。
業界の客の取り合いも熾烈なものだ。こうして人たらしの私は業界の闇を知り「お金を稼ぐのも大変だ💦」と痛感したのである。


✅帰り際、その女性
「ご両親が亡くなっていても、そろそろご自分のために会員になっておきませんか?今なら50%OFFにしますよ(^_−)−☆」

👤「その値引きはセレモニーホールと折半か?」

👩『もしかして業界の方?』

👤「セレモニーホールにウチのスーパーからどれだけ果物かごや引き物を納品したと思ってるんでい?なんでも半額だったよな!言わんけどw」

『絶対長生きしてやる!』と誓った、田舎の穏やかな風景でした。南無🙏🏻


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【私はこんな人間です】


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