【案ずるより産むが易し…】
👤「そんなに心配するなよ！大丈夫だって。案ずるより産むが易しっていうだろ？なんでも悪い方に考えちゃダメさ」
人は誰しも悪い方に考える。それこそが防衛本能・生存本能であり、最悪を想定した上で、それより少しでもマシだったら、「良かった〜」とか「命拾いした〜」と安心するものだ。
なんでも「ポジティブ思考」の能天気が集まって、想定外の状況にジタバタする光景など見たくはない。
☝️しょせん他人事(ひとごと)である。
いくら親身になっても、当事者と同じ心境にはなれない。またなれないからこそ寄り添えるのかも知れない。
👤「大丈夫だよ！なんとかなるさ」、こんなことはいくらでも言える。
「案ずるより産むが易し」などと無関係の人から言われても、何のありがたみも説得力もない。当事者の悩みは思いの外重大なものなのだ。
私も過去数えきれないくらい
「案ずるより産むが易し」
「思い過ごし」
「幽霊の正体見たり枯れ尾花」
「取り越し苦労」を経験してきた。
その都度自分や他人から励ましてもらったが、気休め程度に過ぎず、寝て起きればまた心配事の海を泳ぐことになる。
【試練は注射】
以前「心配事の97％は現実には起こらない」と書いた。
試練や苦難は(おそらく)誰の身にも訪れるものである。これを学校で私たちが受けた『予防接種』に例えてみよう(^_−)−☆
列に並んで初めに注射を打つ人、はたまた最後の方でドキドキして待つ人。出席番号順か名前順かは知らないが、みんな等しく注射を打つ。
中には泣いてる女子もいる。怖くてたまらないのに平気を装う男子も多い。ホントはみんな怖くて堪らない…。
注射が終わった子に向かって、順番待ちの子が一斉に聞く
👥「痛かった？」
👤「痛い、痛い(＞＜)」とか「全然痛くないよ〜」答えは様々だ。
注射が終わってしまった子は緊張感から解放されて満面の笑顔。注射痕を押さえる仕草もなかなかのものだ (笑)
こうしてみんな「あーでもないこーでもない」と言いながら、立派に注射を乗り切って大人になっていく。これに似た光景は、人間ドックの「胃カメラの順番待ち」待合室で見ることができる。
苦労も試練も持ち回り！放っておいてもジタバタしても、そのほとんどは時間が解決してしまう。今は悲劇でも10年後には笑い話になっているはず。
☝️「案ずるより産むが易し」
太い注射も怖いのは打つまでの間だけ！
痛い注射も自分の身体のために打つものです。
ドキドキしながら待つ結果や結論、嫌なのは待ってる間のモヤモヤした自分。いずれ答えは出ますからw
皆さんは今、GWを自由に過ごせるほど幸せってことです(^_−)−☆